岩本悠のプロフィール・結婚!島根県立隠岐島前高校を再生
2020年1月6日放送のNHK『逆転人生』に、岩本悠(いわもとゆう)さんが出演しました。
ほとんどの人が、「誰?」といった状態だと思いますが、岩本悠さんは、島根県の廃校寸前だった公立高校『島根県立隠岐島前高校』を独自のアイデアと実行力で再建させた凄い人物です。
現在、日本は少子化により多くの学校が統廃合されているため、この岩本悠さんの成功は全国的に注目されています。
そこで、みんなが知らない凄い人、岩本悠さんの素顔に迫りました。
岩本悠ってどんな人?
岩本悠さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 岩本悠(いわもとゆう)
【生年月日】 1979年9月25日
【出身地】 東京都
【高校】 ※非公表
【最終学歴】 ※非公表
【職業】 島根県教育庁教育魅力化特命官、地域・教育魅力化プラットフォーム共同代表
人形劇団の長男として生まれた岩本悠さんは、大学時代に、このまま普通の幸せな生活を続けることに不安を感じました。
そこで、大学を休学すると、2000年から1年間に渡って、バックパッカーとしてアジア・アフリカ・オセアニアの20ヶ国を訪れ、NGOや国連などの開発援助活動に従事したのです。
この経験で人生観が変わった岩本悠さんは、帰国後、「モンゴルでの教育ドキュメンタリー番組制作」「シドニーへの1年間の留学」「幼・小・中・高校の教員免許を取得」と新しいことに挑戦し続けました。
さらに、バックパッカーでの経験を著書『流学日記』にまとめると、その印税収入でアフガニスタンに学校を建設します。
そして、大学卒業後はソニーに就職し、人材育成等に従事しながら、全国の学校で開発教育・キャリア教育に携わっていました。
そんな2006年5月のある日、島根県隠岐郡海士町(あまちょう)を訪れると、行政から「学校の存続が地域の存続に直結するから、島唯一の公立高校を守りたい!」と相談されます。
岩本悠さんは、この相談に応えるために島根県に移住すると、見事に島唯一の公立高校の再建を成功させたのです。
現在も岩本悠さんは島根県に住んでおり、島根県の教育に携わっています。
ちなみに、岩本悠さんは2007年9月9日に妻・桃子さんと結婚し、その後、一男一女を授かりました。
なぜ島根県立隠岐島前高校に生徒が増えたのか?
岩本悠さんが移住した島根県隠岐郡海士町は、承久の乱により後鳥羽上皇が島流しにされた場所として有名です。
そして、島根県立隠岐島前高校は、その島にある唯一の公立高校なのです。
この高校が廃校になると、若い人がさらに島から去ってしまい、過疎化が進行してしまいます。
そこで、公立高校存続のために、岩本悠さんが動きました。
学校名 | 島根県立隠岐島前高等学校 |
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住所 | 島根県隠岐郡海士町大字福井1403 |
生徒数推移 | 89人から180人に増加 |
「なぜ、僻地の高校に生徒が増えたのか?」と、疑問に思う方は多いことでしょう。
岩本悠さんは、「高校3年間かけて地域で学ぶ」「島外から生徒を受け入れる島根留学の導入」により、島根県立隠岐島前高校の再建を目指しました。
最初は、教員・住民・行政から理解されずに苦労しましたが、徐々に生徒数が増えていき、今では多くの島民に支持されています。
岩本悠さんは、この一連の改革について書籍にまとめているので、気になる方はぜひ読んでみてください。
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