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切手のりの成分、舐めて大丈夫?貼り方いろいろ


切手

書類や手紙を出す際に、自分で切手を貼ることもあるでしょう。

その時、多くの人が当たり前のように切手を舐めて、裏に塗ってある糊を利用して貼り付けます。

しかし、切手のりがどのような成分であるか知っている人は少なく、また、調べようともしていないのが現実です。

保健衛生に厳しい日本で販売されているので、健康に被害はないことは何となく理解していても、そこで終わってしまっているのです。

自分の体に関することなので、しっかりと切手のりについて知っておきましょう。

切手のりの成分は何?安全性は?

切手のりは、1872年発売の「桜切手」から使用され始めましたが、この成分はジャガイモから採れたでんぷんを主原料にしていたため、湿気に弱いという欠点がありました。

そこで、1962年から、酢酸ビニル樹脂とポリビニルアルコール(PVA)を使用した切手のりが使用されるようになります。

これらの成分は、水分に触れると溶け、乾くとくっつく特徴があり、湿気に強いです。

しかも無毒で安全で、これ以上ない成分として、今でも切手のりに使われています。

切手の貼り方別メリット・デメリット

切手の貼り方は人それぞれですが、次のようにメリット・デメリットが存在しています。

切手を舐めて貼る
近くに水がなくてもすぐに切手を貼り付けることができますが、衛生的に問題があります。また、枚数が多ければ、切手を舐め続けるのが辛いです。ちなみに、切手を舐めると、1枚につき2kcal摂取することになります。
スポンジに染み込ませた水を利用する
スポンジに染み込ませた水を利用すると、大量に切手を貼る場合に楽ですが、スポンジを用意するのが手間ですし、そのスポンジを使い続ければ衛生的ではありません。
霧吹きを使う
霧吹きで切手の裏面に水を吹きかけると、手を汚さずに貼り付けることができます。霧吹きは100円ショップで入手可能です。回りに水が飛び散るので、その対策が必要なのが難点です。
スティックのりを使う
スティックのりを使用すれば、切手のりに関係なく貼り付けることができ、衛生的です。ただし、のりを塗るときに、下に紙を敷かないと、はみ出した部分が汚れる問題があります。
シール式切手を使用する
1989年からシール式切手が販売されています。簡単に貼り付けることができますが、台紙がゴミになる問題があり、これがシール式切手が普及しない理由の一つでしょう。
郵便局の窓口に出す
切手を貼らず、郵便局の窓口に出します。重さを量って、料金を払えば、切手は郵便局員が貼ってくれるので助かります。

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