植田睦之 ツミの生態研究からバードリサーチ設立!本紹介
2018年10月7日放送のNHK『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』のテーマは「住まいは東京!幻のタカ」ということで、東京都内に生息しているツミに1ヶ月密着し、その子育ての実態に迫りました。
聞いたことがない人がほとんどだと思いますが、「ツミ」とは、ハトよりも小さな日本最小のタカで、本来は山奥に住み、見ることが困難です。
しかし、最近は、東京都内の公園の木の上や大通りの街路樹の上に巣をつくり、そこで子育てしている都会型のツミもいるとのこと。
番組では、植田睦之さんが、この珍しいツミを紹介しています。
植田睦之さんは、鳥全般に詳しい専門家ですが、特に、ツミに関しては、右に出る者がいない専門家なのです。
植田睦之ってどんな人?
植田睦之さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 植田睦之(うえたむつゆき)
【生年月日】 1970年
【居住地】 東京都国分寺市
【趣味】 カツ丼の写真撮影
【高校】 都立小平南高等学校卒業
【最終学歴】 東京農業大学卒業
【会社】 『NPO法人 バードリサーチ』の代表
植田睦之さんは、東京農業大学在籍時に、ツミの生態研究を始めました。
それをきっかけに、鳥全般に興味を持つようになると、『日本野鳥の会』の研究員として12年間にわたり、「希少鳥類の生態調査」や「GPS発信機を用いた渡り鳥の追跡」「鳥類の分布調査」などの研究をします。
そして、2004年9月6日に、人間と鳥の共存を目標に鳥類の調査・研究などを行う『NPO法人 バードリサーチ』を設立し、代表になりました。
鳥類に関する多くの調査結果を論文で発表していますが、植田睦之さんは、今でもツミの生態研究を続けています。
植田睦之の本・図鑑
植田睦之さんは、『日本の野鳥 さえずり・地鳴き図鑑 ~CDで鳴き声を聴き分ける全152種~ 改訂版』を出版しています。
CDが付いており、全152種類の鳥の鳴き声を聴けるのが魅力です。
増版されている人気の図鑑なので、新品で入手するのは難しいかもしれません。
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