カロリーナ・ステチェンスカ 外国人棋士のきっかけは漫画NARUTO
外国人女流棋士のカロリーナ女流1級がカロリーメイトと栄養スポンサー契約「日本語的なダジャレですね…」 https://t.co/VfZBFi1CpU pic.twitter.com/koKEGGsIHB
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年4月3日
2018年5月5日放送のTBS系列『ジョブチューン』に、カロリーナ・ステチェンスカさんが出演しました。
見た目は完全に外国人で、話し方も少し癖があり、どう考えても外国人です。
「外国人が将棋?」と思った方も多いでしょう。
しかし、『将棋へのギモン』というテーマに出演していることから分かるように、彼女は女流棋士なのです。
そんなカロリーナ・ステチェンスカさんの素顔に迫ります。
カロリーナ・ステチェンスカってどんな人?
カロリーナ・ステチェンスカさんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 カロリーナ・ステチェンスカ
【生年月日】 1991年6月17日
【出身地】 ポーランド・ワルシャワ
【居住地】 山梨県甲府市
【趣味】 漫画、パソコン、音楽
【特技】 将棋
【高校】 ポーランドの高校を卒業
【最終学歴】 山梨学院大学経営情報学部卒業、山梨学院大学大学院社会科学研究科修了
【職業】 女流棋士
カロリーナ・ステチェンスカさんは、日本のマンガをきっかけに、狭き門をくぐり抜け、史上初の外国人棋士となりました。
2018年4月3日には、名前が似ていることから『カロリーメイト』とスポンサー契約を結んでおり、注目の存在です。
カロリーナ・ステチェンスカ 漫画NARUTOとの出会いから女流棋士へ
カロリーナ・ステチェンスカさんは、ポーランドのワルシャワで生まれ育ちました。
運命が変わったのは高校生だった16歳の時で、テレビアニメの『NARUTO(ナルト)』を観た後、偶然、原作漫画を見つけ、読み始めたのです。
NARUTOの漫画の中で、奈良シカマルが将棋を指すシーンがあり、奪った駒を自分で使えることに興味を持ったことから、インターネットで将棋について調べ始めました。
そして、学校帰りにインターネット将棋対戦サイト『81Dojo』で対局したり、友人と将棋クラブを作って対局したりして、将棋の知識と経験を身に付けます。
ただし、将棋はあくまでも趣味で、高校卒業後は、ワルシャワの大学に進学し、将来はIT系の仕事に就くつもりでした。
そんな時、インターネットを通じて知り合い、指導を受けていた女流棋士・北尾まどかさんとプロ棋士・片上大輔さんから2週間のホームステイの申し出があり、これを受けて初来日します。
一旦帰国しましたが、2013年に再来日して山梨学院大学に入学し、同時に、女流棋士になるために『研修会』にも入会しました。
2012年5月の『第2期リコー杯女流王座戦』で勝利したことで、女流棋士になれる可能性を感じ始め、2015年6月に、『女流棋士仮資格』に該当する女流3級の資格を取得しましたが、その後も負けられない状態が続きます。
そこで頑張り、結果を残したことで、2017年2月20日に正式に女流棋士となれました。
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