島田旭緒 動物専門義肢装具士のプロフィール!犬の義足の購入方法
誰でも健康的な人生を送りたいですが、事故や病気により障害を負って、生活に支障をきたすこともあり得ます。
そんな時、人間は義足や義手などによって身体を補いますが、長年に渡り、障害を持つ動物のことは考えられてきませんでした。
しかし、現在は、島田旭緒(しまだあきお)さんが日本初の「動物専門の義肢装具士」として活躍中で、今後、この職業が広まり、障害を持つ多くの動物の生活を助けて行くことでしょう。
動物専門義肢装具士という新たな職業を生み出し、動物たちの救世主となった島田旭緒さんの素顔に迫ります。
島田旭緒ってどんな人?
島田旭緒さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 島田旭緒(しまだあきお)
【生年月日】 1980年?
【出身地】 神奈川県藤沢市
【居住地】 東京都町田市
【職業】 動物専門の義肢装具士、『東洋装具医療器具製作所』の代表
島田旭緒さんは、中学高校で美術部に所属しており、ものづくりが好きだったことで、高校卒業時に、父親に義足などを作る義肢装具士になることを薦められました。
島田旭緒さんが幼い頃に亡くなった祖父が、工場での事故により指を失い、眼も義眼だったことを思い出したことで、義肢装具士への興味が湧きます。
調べた結果、義肢装具士になるための専門学校があることを知り、入学して人間用の義足などを作る勉強をしていましたが、卒論を書く段階で、「動物用の義肢装具」に関する論文がないことに気付きました。
そこで、「動物用の義肢装具」に関する卒論を発表すると、獣医師などから反響があり、脈ありと感じます。
しかし、専門学校卒業後は、10ヶ月のフリーター生活を経て、人間用の義肢装具の製作会社に就職しました。
そんな時、先輩の愛犬が事故に遭い、病院で獣医師が犬用のコルセットを手作りしていることを知ります。
その状況を見て、「動物用の義肢装具を作ろう」と決心した島田旭緒さんは、昼間は会社員として働きながら、夜は神奈川県にある澤動物病院で「動物用の義肢装具」を作る修行をするハードな生活を5年間続け、2007年に『東洋装具医療器具製作所』を開業したのです。
最初は、批判的な意見もあり、月の売り上げは1、2万円と厳しく、貯金を使い果たしてしまいました。
奥さんに食わせてもらっている状態でしたが、それでも文句を言わずに支えてくれたそうです。
すると、日本初の「動物専門の義肢装具士」として有名になると共に、島田旭緒さんが作った動物用義肢装具も評判となり、今では年3000件の依頼が殺到する成功を収めています。
ちなみに、島田旭緒さんは、妻と一人息子、愛犬4匹と生活しています。
島田旭緒に動物用義肢装具の製作依頼する方法
島田旭緒さんは、『東洋装具医療器具製作所』という会社を設立して「動物用の義肢装具」を作っていますが、動物医療に関することなので、直接製作依頼を受けることはなく、動物病院経由でなければ製作を受け付けてくれません。
そこでオススメなのが、島田旭緒さんが義肢装具外来を担当している『みなみ野動物病院』です。
動物病院名 | みなみ野動物病院 |
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住所 | 東京都八王子市みなみ野4-33-5 |
電話 | 042-636-3133 |
「障害を持つペットに自由な生活を与えてやりたい!」と思っている飼い主の方は、ぜひ、検討してください。
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