要町あさやけ子ども食堂 24時間テレビでヒロミがリフォーム
好景気と言われる日本ですが、庶民の生活はバブル崩壊後の大不況時と変わりありません。
そして、貧困状態の子供の増加という社会問題が生じたのです。
そんな状況の中、食べられない子供たちを救おうという正義感の強い人たちが現れ、無料または安価で食事できる『子ども食堂』が日本全国に広まりつつあります。
『要町あさやけ子ども食堂』の店主・山田和夫さんもその一人であり、子供たちの食事を支えていますが、『子ども食堂』として開放した自宅の老朽化という問題を抱えていました。
そこで、日本テレビ系列『有吉ゼミ』で、八王子リフォームとして見事な腕前を披露しているヒロミさんが立ち上がり、2018年8月25日、26日放送の『24時間テレビ41』でリフォームすることが決まったのです。
ヒロミさんは、時として滝沢秀明さんと共に、自宅や数々の芸能人の部屋の他、2017年12月には大田区の『子ども食堂 だんだん』、2018年の『24時間テレビ』では銚子電鉄本銚子駅をリフォームしており、その腕前は大工顔負けなので、快適な『子ども食堂』になることは間違いありません。
今回、ヒロミさんがリフォームを担当した『要町あさやけ子ども食堂』と、店主・山田和夫さんの素顔に迫ります。
山田和夫ってどんな人?
山田和夫さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 山田和夫(やまだかずお)
【生年月日】 1948年7月9日
【出身地】 東京都
【最終学歴】 大卒
【職業】 子ども食堂とベーカリーの経営
山田和夫さんは、大学を卒業して原宿のキディランドに就職し、1974年10月10月に小島和子さんと結婚しました。
1975年にはスポーツ玩具製造会社を設立し、2008年に退職するまで、おもちゃの製造一筋で働きます。
一方、妻・和子さんも自宅でパン屋を開業し、それと並行して、池袋のホームレスに無料でパンを配るボランティアをしていました。
しかし、不幸なことに、その妻がすい臓がんを患ってしまったのです。
妻・和子さんは、日に日に体力が衰えて寝たきり生活になる中、亡くなる3週間くらい前に、山田和夫さんに対し、「あなたも1週間に1回パンを焼いて、配ってください」とお願いし、パンのレシピを渡しました。
そして、2009年8月24日、妻・和子さんはすい臓がんで亡くなります。
それまで、おもちゃ製造一筋だった山田和夫さんは、自分には無理と思いながらも、妻との約束を果たすため、そのレシピを見ながら試行錯誤しました。
その甲斐もあり、美味しいパンを焼けるようになると、2011年、自宅で『池袋あさやけベーカリー』を開業し、パンの販売と共に、ホームレスへパンを配るボランティアも始めます。
そんな時、大きな社会問題として新聞やテレビなどで大きく取り上げられたのが、子供の貧困です。
「自分も子供たちのために何かしたい」と思った山田和夫さんは、2013年、自宅を『要町あさやけ子ども食堂』とし、月2回、100円で美味しい料理を食べられるようにしました。
しかも、山田和夫さんの寝室以外は出入り可能で、2階は子供の遊び場となっています。
要町あさやけ子ども食堂
『要町あさやけ子ども食堂』の詳細情報は、次のとおりです。
昨日は「要町あさやけ子ども食堂」を見学。Yさんのお宅で月2回開かれている、300円で子どもが一人でも入れる食堂。食事を終えた子どもたちは、家中を遊び場にして楽しんでいました。大人も食べられます。#あさやけ子ども食堂 pic.twitter.com/Tn8rCr3doz
— 細野かよこ 中野区議会議員 (@hosonokayoko) 2015年6月4日
名称 | 要町あさやけ子ども食堂 |
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住所 | 東京都豊島区要町1丁目39-4 |
電話 | 03-3957-4270 |
営業日 | 毎月、第1・第3水曜日 |
営業時間 | 17:00~19:00 |
予約 | 不要 |
参加費 | 【子ども(幼児から高校生まで)】 100円 【同伴者】 300円 |
メニュー | ごはん、具だくさんのお味噌汁、バラエティー豊かなおかず、フルーツ |
山田和夫さんが始めた『要町あさやけ子ども食堂』は、今では多くのボランティアや食材支援、寄付によって、支えられています。
そして、子供たちの居場所となっているのです。
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