わさお亡くなる 生い立ちと『七里長浜きくや商店』の場所は？
日本人のほとんどが知っている犬と言えば、亡くなった主人を出迎えに10年以上に渡り渋谷駅まで通い続けた忠犬ハチ公や、置き去りにされながらも極寒の南極で生き延びて無事に帰国を果たしたタロ・ジロが有名です。
わさおは「ブサかわ犬」として親しまれ、ハチ公やタロ・ジロに負けず劣らず有名になりました。
テレビを観る人であれば、わさおのことを知らない人はいないのではないでしょうか?
多くのテレビ番組で紹介されましたが、日本テレビ系列『天才！志村どうぶつ園』は長期に渡り不定期で取材し、最後の取材も「志村けんさんが亡くなった3日後の4月1日朝に立ち上がれなくなった」「でも、食欲はある」という姿を放送しました。
そして、多くの人々が心配する中、多臓器不全のため2020年6月8日に亡くなってしまったのです。
わさおの生い立ちと『七里長浜きくや商店』の場所などに迫ります。
わさおの生い立ち
わさおは、元々、青森県鰺ヶ沢町の野良犬でした。
子犬の時に保護されるも、大型の秋田犬であり、人に懐かない凶暴な性格だったことで、引き取り手はいません。
しかし、イカ焼き店『七里長浜きくや商店』の女店主・菊谷節子さんだけは、わさおを手なづけることができたのです。
『七里長浜きくや商店』で飼われることになったわさおは、ライオンみたいだったことから菊谷節子さんに「レオ」と名付けられましたが、メレ山メレ子さんが自身の旅行記ブログ『メレンゲが腐るほど恋したい』で「わさお」という名前で紹介しました。
すると、このブログがバズって「ブサかわ犬 わさお」として有名になり、「わさお」という名前を気に入った菊谷節子さんが名前をわさおに変えます。
こうして、全国的に有名になったわさおですが、菊谷節子さんは自分にしか懐かないわさおを心配し、また、自身も体が丈夫ではなかったことで、将来のことを考えてわさおに家族を作ってあげることにしました。
2014年10月に同じ秋田犬の「つばき」を妻として迎え入れ、2016年4月には秋田犬の「ちょめ」を養女として迎え入れ、わさおの性格も穏やかになります。
ただし、幸せな時間は長くは続かず、2019年5月5日に「つばき」が亡くなり、2017年11月30日に間質性肺炎のため菊谷節子さんが亡くなり、わさおも元気がなくなっていきました。
そして、わさおも多臓器不全のため2020年6月8日に亡くなりました。
『七里長浜きくや商店』の場所・営業時間・定休日
菊谷節子さんが経営し、わさおが暮らしていた『七里長浜きくや商店』の詳細情報は、次のとおりです。
| 店名 | 七里長浜きくや商店 |
|---|---|
| 住所 | 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字南浮田町字美ノ捨59-19 |
| 電話 | 0173-72-6766 |
| 営業時間 | 8：00～17：00 |
| 定休日 | 無休 |
『七里長浜きくや商店』は、青森県鰺ヶ沢町にあるイカ焼きのお店です。
現在は、養女の「ちょめ」が看板犬となっています。
そして、多くのわさおファンが弔問に訪れています。
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