なんでんかんでん川原ひろし、全店舗閉店の理由告白！しくじり先生
2017年3月13日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな！！ 」の先生は、元人気ラーメン店店主の川原ひろしさんです。
川原ひろしさんは、かつて、「なんでんかんでん」という豚骨ラーメン店を経営し、福岡博多のご当地ラーメンを全国区にしました。
年商も約5億円に及び、大成功を納めていましたが、全店舗閉店に追い込まれることに。
「しくじり先生」で、「なんでんかんでん」がつぶれた理由を告白しました。
川原ひろしさんは、2000年代前半に、大成功している投資家が一般人のプレゼンを聞いて出資するか否かを決める日本テレビの番組「マネーの虎」に出演しており、以前「しくじり先生」に出演した南原竜樹もこの番組の出演者です。
「マネーの虎」の出資者は、転落人生を歩んだ人が多いですが、ついに川原ひろしさんも「しくじり先生」に登場です。
なんでんかんでん川原ひろしってどんな人?
川原ひろしさんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 川原ひろし（かわはらひろし） ※本名：川原浩史
【生年月日】 1964年3月13日
【出身地】 福岡市博多区
【趣味】 クラシック音楽鑑賞、ピアノ、ゴルフ、アメ車、亀、（秘）収集、心霊研究、作曲、読書
【特技】 バリトン歌手、ショ―催眠術（日本催眠術協会会員・十文字幻斎一番弟子）、ウクレレ、手品、料理
【高校】 九州産業大学付属九州高等学校卒業
【事務所】 カロスエンターテイメント
川原ひろしさんは、オペラ歌手になることを目指し、音大を受験しましたが失敗しました。
そこで、作詞家としてデビューすることになったのですが、やはり自分で歌いたいという気持ちには勝てず、シャンソン歌手になります。
そして、歌以外にも司会やお笑いと仕事の幅を広げて行きました。
そんな時、東京のうどんやラーメンに驚き、豚骨ラーメンがないことに目を付けた川原ひろしさんは、実家の台所で豚骨ラーメンの研究することに。
1987年7月、東京都世田谷区の環七通り沿いに本場福岡の濃厚な豚骨ラーメンを提供する「なんでんかんでん」をオープンするとたちまち大評判になり、さらに川原ひろしさんが「マネーの虎」に出演すると本店だけで年商3億円に達しました。
しかし、諸々の事情により「なんでんかんでん」は閉店。
川原ひろしさんは現在、お笑い番組に出演したり、十文字幻斎さんに師事し催眠術師になったり、その他、タレント、歌手、俳優、講演会、接客セミナー講師として活動しています。
なんでんかんでん、全店閉店の真相
「なんでんかんでん」は、川原ひろしさんが経営する本店と義理の兄が経営する金沢店以外は、「なんでんかんでんの豚骨ラーメンをやりたい」という要望に応えたフランチャイズでした。
各店舗でスープを作ったり、工場でまとめてスープを作ったりしたのですが、システムがしっかりしていなかったので、お店ごとで味が違うという問題が生じます。
それでも、本店の年商は約3億円、金沢店は物販等を含めて約1億5千万円まで行きました。
それが、3億円から5億円の借金となってしまったのです。
何があったのでしょうか?
繁盛していた時は、次のことが起きました。
- パトカーが頻繁に出動
- 「なんでんかんでん」のためだけに、中央分離帯にフェンスを設置
- 警察が車線を書き換える
- 臭いの苦情が毎日続く
そして、警察の取り締まりが続いたこと、時代の移り変わりによって若者の車離れや携帯の支払いで、夜にラーメンを食べる機会が減ったことなどにより、客離れが加速しました。
その結果、巨額の借金を背負うことになり、また、近隣住民・警察とのトラブルも相まって、「なんでんかんでん」は全店閉店したのです。
もっと早く電車で行きやすい別のところに移転していればこんな結果にならなかったかもしれませんが、川原ひろしさんは「なんでんかんでん」を始めた東京都世田谷区の環七通り沿いにこだわりを持っていたとのこと。
世間では「なんでんかんでん倒産」と言われていますが、実際には閉店であり、借金も2016年2月時点であと5000万円まで返済しています。
新しく見つけた移転先でも臭いの問題が浮上して話が進んでいませんが、2016年12月17日・18日、明治神宮野球場で行われた「福岡しっとうとマラソン」に2日間限定で出店しており、復活の機会を虎視眈々と狙っているのです。
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