パティシエ・西原金蔵のプロフィール!お店の場所・営業時間・定休日・通販
2021年7月13日放送のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、「伝説のパティシエ」と呼ばれている西原金蔵(にしはらきんぞう)さんです。
西原金蔵さんは、異業種からスタートし、料理に目覚めて料理の専門学校に通うと、渡仏して数々の名店で腕を磨き、世界的に有名なパティシエになりました。
そして、48歳の時に『パティスリー・オ・グルニエドール』をオープンして大人気になったものの、65歳で閉店し、その後、再び新パティスリー『コンフィズリー エスパス・キンゾー』をオープンさせるという変わった行動をしています。
当然、新しいお店も行列ができる大人気店です。
そんな西原金蔵さんの素顔とお店に迫ります。
西原金蔵ってどんな人?
西原金蔵さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 西原金蔵(にしはらきんぞう)
【生年月日】 1953年2月19日
【出身地】 岡山県
【高校】 地元の農業高校を卒業
【最終学歴】 辻調理師専門学校卒業
【職業】 『コンフィズリー エスパス・キンゾー』のオーナーシェフ
岡山県の兼業農家の家に、4人姉弟の末っ子・長男として生まれた西原金蔵さんは、「家業である農業を継ぐことは当たり前」と思って成長し、地元岡山の農業高校を卒業しました。
そのため、高校卒業後は農業を手伝いながら、かつて父親も働いていた鉄鉱石採掘会社でも働きましたが、そこでその後の人生を大きく左右する運命的な出会いをしたのです。
この会社に副業で喫茶店を経営している先輩がいて、お店に遊びに行くようになると、接客が楽しくて自ら率先して手伝うようになります。
さらに、先輩の妹が東京のプリンスホテルで働いていることを知り、「自分も東京のホテルで働きたい!」と思うようになりました。
反対されることを覚悟の上で父親に相談すると、東京へ行くことは反対されたものの、転職することはあっさり許可され、大阪のリーガロイヤルホテルに入社して京都のグランドホテルに配属され、3年間に渡りウエイターとして働きます。
その際、料理人たちに可愛がられて料理を教わると、料理に興味を持ちました。
退職後はアルバイトでお金を貯めて辻調理師専門学校に入学し、専門学校卒業後もアルバイトしてお金を貯めて、後に妻となる彼女と渡仏します。
フランスにいた3年間は、フランス料理店で皿洗いしながらシェフの調理を見て学ぶ苦労をしたものの、1981年、『第30回アルパジョン・コンクール』の「ピエス・モンテ部門」で銅賞を受賞して苦労が報われました。
この賞受賞をきっかけに、神戸ポートピアホテル内にあるレストラン『アラン・シャペル』で専属パティシエに就任、フレンチの巨匠 アラン・シャペルの希望によりフランス・ミオネーにある『Alain CHAPEL』で日本人初となる3つ星レストランのシェフ&パティシエに就任、銀座『資生堂パーラー』『ロオジエ』の総製菓長に就任など、有名料理店のトップを任されます。
そして、2001年、48歳の時に、京都に『パティスリー・オ・グルニエドール』をオープンさせると、行列のできる大人気店になりましたが、2018年5月31日に閉店しました。
気になる閉店理由ですが、西原金蔵さんはオープンする際に、「65歳で閉店する!」と決めていたからです。
こうして惜しまれつつ『パティスリー・オ・グルニエドール』は閉店し、西原金蔵さんの作ったスイーツを食べられなくなったことを残念に思う人が続出しましたが、1年後の2019年6月1日に『コンフィズリー エスパス・キンゾー』をオープンさせ、多くの人の舌を喜ばせています。
ちなみに、西原金蔵さんの息子もパティシエをしており、『パティスリー・オ・グルニエドール』の跡地にて夫婦でパティスリー『ナンポルトクワ』を経営しています。
『コンフィズリー エスパス・キンゾー』の場所・営業時間・定休日・通販
西原金蔵さんが経営する『コンフィズリー エスパス・キンゾー』の詳細情報は、次のとおりです。
店名 | コンフィズリー エスパス・キンゾー |
---|---|
住所 | 京都府京都市中京区堺町通錦小路519-2 2階 |
電話 | 075-212-8022 |
営業時間 | 13:00~17:00 |
定休日 | 月曜日~金曜日 |
現在は、夫婦2人で経営しているので、営業時間は短く、営業日も週末土日だけとなっています。
ファックス(075-241-6313)なら通販も可能となっているので、地方にお住まいの方でも西原金蔵さんが作ったスイーツを食べられますね。
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