文化財復元・馬場良治のプロフィール!復元した国宝を紹介
2020年12月8日放送のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、文化財復元の第一人者である馬場良治(ばばりょうじ)さんです。
文化財は、時の経過と共に劣化していきます。
そのため、劣化した場所を修復しなければなりませんが、スペインでは歴史的に貴重な壁画や木像、彫刻などが次々と素人丸出しの技術で復元されて世界中で話題になりました。
一方、日本ではそのような文化財の復元失敗の話は聞きません。
それは、卓越した復元技術を持つ馬場良治さんら文化財修復技術者がいるからです。
歴史的な文化財を現代によみがえらせている馬場良治さんの素顔に迫ります。
馬場良治ってどんな人?
馬場良治さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 馬場良治(ばばりょうじ)
【生年月日】 1949年6月13日
【出身地】 山口県宇部市
【高校】 宇部鴻城高等学校卒業
【最終学歴】 東京藝術大学美術学部日本画家卒業、東京藝術大学大学院美術研究科保存修復技術専攻修了
【職業】 日本画家、重要文化財復元技術者
馬場良治さんは、東京藝術大学大学院で保存修復技術を学び、大学院修了後は山崎昭二郎さんに師事しました。
そして、日本画家として活動しながら、重要文化財復元技術者としても活躍し、2014年には国の選定保存技術保持者に認定されています。
日本NO.1の重要文化財復元技術者と言って過言ではありません。
当時の技術はもちろん、最先端の科学技術も駆使し、現代にいにしえの姿を再現させます。
馬場良治が復元させた国宝
馬場良治さんが復元させた国宝をいくつか紹介します。
国宝・醍醐寺(京都市伏見区) 五重塔の天井部など、装飾の修復
国宝・大崎八幡宮(仙台市青葉区) 梁に描かれた竜の装飾画を修復
三千院(京都市左京区) 国宝・阿弥陀三尊坐座像収蔵の往生極楽院「舟底型天井画」を再現
その他の文化財
- 宝厳寺観音堂の建築彩色の模写
- 平等院鳳凰堂の彩色模写
- 妙義神社唐門の天井画などの彩色復原修理
- 出雲大社天井画の調査と修理
馬場良治さんは、その他多くの重要文化財の修復に携わっています。
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