高校生仏師・宮沢汰佳のプロフィールと仏像
2020年8月18日放送のTBS『マツコの知らない世界』のテーマは、「仏像の世界」です。
仏様の形を表した仏像は、信仰の対象として今までに多くの人に拝まれてきました。
最近では若い女性を中心に仏像ブームが起こり、特に、国宝になっている興福寺の阿修羅像は人気ですね。
ゲストの宮沢汰佳(みやざわたいが)さんも同じく仏像マニアなのですが、宮沢汰佳さんは仏像を見るだけではなく、好きが高じて仏像を作るに至っています。
驚くことに、高校生でありながら今までに300体以上の仏像を制作しました。
高校生仏師として注目を集め、テレビ朝日系列『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』に出演したり、ネットニュースで取り上げられている宮沢汰佳さんの素顔に迫ります。
宮沢汰佳ってどんな人?
宮沢汰佳さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 宮沢汰佳(みやざわたいが)
【生年月日】 2003年6月14日
【趣味・特技】 仏像巡り、仏像作り
【高校】 高校在学中(2020年8月時点)
宮沢汰佳さんは、物心が付く前の生後6ヶ月でお墓を見て喜ぶ変った子供で、その様子を知った母・ひろみさんの友達から3歳の時に仏像の本をプレゼントされました。
そして、その本に掲載されていた千手観音を見た時に衝撃を覚えます。
これをきっかけに仏像に興味を持った宮沢汰佳さんは、5歳頃から仏像を作り始め、約10年で300体以上の仏像を作ってきました。
作った仏像は、自宅の一室を本堂にして設置し、毎朝欠かすことなくお経を唱えているとのこと。
そんな宮沢汰佳さんの夢は仏師になることで、高校卒業後は仏師に弟子入りするか、大学へ進学して仏教や美術を学ぶか迷っています。
宮沢汰佳が作った仏像
宮沢汰佳さんが制作した仏像をいくつか紹介します。
新作 牛頭天王坐像
— 高校生仏師 たいが (@0822Ootomomi) August 6, 2020
作りたくなり制作しました。
牛頭天王はその起源は詳らかでは無いものの、疫病除けの霊験あらたかなりとして古くから深く信仰されてきた尊格です。
牛頭天王はその名の通り牛の頭をいただき斧と羂索を持ち忿怒の顔を現します。 pic.twitter.com/8rVbgkBFk9
新作 弥勒菩薩半跏像
— 高校生仏師 たいが (@0822Ootomomi) July 27, 2020
片膝を踏み下げ、頬に手をそえる半跏思惟のお姿です。
白鳳時代の金銅仏をモデルに制作しました。当時の金銅仏は信仰の対象としてはもちろんですが「愛でる」対象でもあったと考えます。
弥勒菩薩はまたの名を慈氏菩薩といい、大いなる慈しみの心を持つとされます。 pic.twitter.com/ocgY6oa4Q3
高さ15センチほどのお薬師さんをつくりました。
— 高校生仏師 たいが (@0822Ootomomi) June 9, 2020
おんころころせんだりまとうぎそわか pic.twitter.com/Bg9H5ydp8V
宮沢汰佳さんが作っている仏像は、粘土で作った塑像で、材料は石粉粘土です。
塑像は、主に奈良時代に作られていました。
宮沢汰佳さんは、作った仏像の個展やトークショウも行っています。
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