小林宗之、号外研究家。1万7000枚収集!マツコの知らない世界
2016年10月18日放送のTBS「マツコの知らない世界」のテーマは、「号外の世界」です。
小林宗之さんが、号外の魅力や集めるコツ、貴重な号外を紹介しました。
世の中、変わったものを集めているコレクターはたくさんいますが、小林宗之さんが興味を持ったのは号外であり、今までに1万7千枚を収集したというから驚きです。
「号外ってそんなに配られる物なのか?」と疑問を抱かずにはいられませんが、これは事実であり、日本トップの号外コレクターであることは間違いありません。
小林宗之ってどんな人?
小林宗之さんは一般人のため、あまり詳しい情報はありませんが、1984年2月25日、北海道札幌市生まれなので、この文章を執筆している2016年10月時点で32歳ということになります。
32歳にもかかわらず、号外の収集歴は18年で、その間に集めた号外の数が1万7000枚ということから、人生のほとんどを号外に捧げてきたことがわかるでしょう。
号外の集め方も豪快で、最低でも15枚はもらうという徹底ぶりです。
コレクターの方は、同一の物について、「見る用、保存用、保存用」の3つを持つことが多いですが、号外は無料なのでもらえるだけもらおうという感じなのかもしれません。
しかし、新聞社からしたら、同じ人に何枚配っても意味はないので、迷惑な存在に違いありません。
そんな小林宗之さんですが、社会人かと思いきや、立命館大学大学院先端総合学術研究科の大学院生であり、ネット上の「小林近現代資料文庫」で号外を収集・整理しています。
将来も、号外に関する職業に就くのでしょうか?
まさに、号外が人生と言っても過言ではありません。
号外ってどこでもらえるの?
「号外」という言葉からイメージするものと言えば、大きなニュースがあった時に街中で配られるちょっとした新聞を想像すると思います。
そして、ニュースで号外が配られているシーンをたまに見かけます。
しかし、実際に号外が配られている場面に出くわしたことがある人は少ないでしょう。
それには理由があり、事件・事故・災害・スポーツなど突発的な出来事が起きた時に出されるもので、しかも、配られる場所も人気の多い繁華街や駅前などに限られているため、普段そういった場所をよく通り、時間も合わないとゲットできません。
自ら号外研究家と名乗る小林宗之さんくらいになると、号外が出されそうな出来事が起きた時の判断が素早く、配られる場所も大体絞っているのでしょう。
短時間で記事を作り上げて号外にする新聞社も凄いですが、号外コレクターの勘と経験も凄いです。
ちなみに、貴重な号外は数千円程度で売れます。
小林宗之さんのように積極的に号外を集めようとする人はほとんどいないでしょうが、大きなニュースを扱ったものだけに、号外に大きな魅力があるのは確かです。
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