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本間希樹 ブラックホール撮影成功の天文学者!プロフィール紹介


電波望遠鏡

2019年4月14日放送のTBS系列『情熱大陸』は、天文学者としてブラックホールを研究している本間希樹(ほんままれき)さんです。

「ブラックホールとは何か?」と質問されたとき、「光さえ吸い込む宇宙にある穴」を想像する人は多いのではないでしょうか?

実際はそうではなく、ブラックホールとは強力な重力を持つ星のことです。

地球の場合、ロケットなら重力に打ち勝ち宇宙まで行けますが、ブラックホールでは光速であってもその重力には逆らえず抜け出せません。

アインシュタインが相対性理論でブラックホールの存在を提唱しましたが、存在していることが確実視されつつも見ることはできませんでした。

したがって、今までのブラックホールの写真・画像は、すべてイメージ画像だったのです。

しかし、本間希樹さんは、『VERAシステム』を構築し、この未知の星であるブラックホールの撮影に史上初で成功しています。

本間希樹ってどんな人?

本間希樹さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 本間希樹(ほんままれき)

【生年月日】 1971年

【出身地】 アメリカ合衆国テキサス州

【趣味・特技】 バイオリン

【中学・高校】 栄光学園中学校・高等学校卒業

【最終学歴】 東京大学理学部天文学科卒業、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了

【職業】 国立天文台水沢VLBI観測所長

アメリカ・テキサス州で生まれた本間希樹さんは、幼い頃から星を見るのが大好きでした。

勉強ができたこともあり、超進学校の栄光学園中学校・高等学校を卒業すると、自然科学の研究者になるために東京大学理学部天文学科に進学します。

そして、電波天文学に可能性を感じてブラックホールの研究に励み、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程、国立天文台助手・准教授、国立天文台水沢VLBI観測所所長・教授とエリート街道を突き進みました。

本間希樹さんが構築した『VERAシステム』は、水沢、入来、小笠原、石垣島の各4局にある電波望遠鏡を使ってブラックホールを観測し、そのデータをまとめることで、巨大な望遠鏡で観測したのと同じデータを取れるという仕組みです。

現在では、アメリカなどとも協力し、世界8ヶ所からのデータでブラックホールの研究をしています。

その結果、本間希樹さんが中心メンバーとして参加した国際チームが史上初でブラックホールの輪郭の撮影に成功し、2019年4月10日に、世界6ヶ所で同時に記者会見を開いて発表しました。

誰も見たことがないブラックホールの姿を捉えたことで、ノーベル賞受賞も夢ではありません。

ちなみに、本間希樹さんは結婚しており、娘は天文部に所属しています。

また、イケメンで人柄も良く、就職難で仕事に就けない研究者の卵のために尽力しています。

国立天文台水沢VLBI観測所

本間希樹さんは、現在、『国立天文台水沢VLBI観測所』で所長の職に就いています。

詳細情報は、次のとおりです。

名称国立天文台水沢VLBI観測所
住所岩手県奥州市水沢星ガ丘町2-12
電話0197-22-7111
見学時間9:00~17:00

時間内であれば、自由に見学コースを歩いてアンテナなどを見ることができます。

有料の『奥州宇宙遊学館』もあるので、宇宙好きな方にオススメです。


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