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林要 LOVOT開発者のプロフィール・会社・高校・大学は?


2018年12月23日放送のTBS系列『情熱大陸』は、ロボット開発者の林要さんです。

以前は工場など限られた場所でのみ活躍していたロボットですが、最近では、ロボット掃除機やスマートスピーカー(AIスピーカー)、Pepper等のロボットなど、家庭用のロボットも登場し、身近な存在になりつつあります。

今後、ますますその状況が進行し、いずれ、ロボットは人間に欠かせない存在になるかもしれません。

このめざましい成長を遂げるロボット業界で活躍する林要さんは、大手企業を経て、ロボットの開発・販売を行う会社『GROOVE X』を設立しました。

人間に愛されるためのロボット『LOVOT(ラボット)』を開発している林要さんの素顔に迫ります。

林要ってどんな人?

林要さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 林要(はやしかなめ)

【生年月日】 1973年

【出身地】 愛知県

【高校】 名古屋市立菊里高等学校卒業

【最終学歴】 東京都立科学技術大学(現・首都大学東京)大学院修士課程修了

【職業】 『GROOVE X 株式会社』の代表取締役

少年時代、林要さんは、エンジニアであった父親の影響で工学に興味を持つと、『風の谷のナウシカ』に登場する飛行用装置・メーヴェに興味を抱きました。

その影響は強く、名古屋市立菊里高校を卒業すると、東京都立科学技術大学に進学し、航空部で、ものづくりと空を飛ぶことに魅了されます。

そして、東京都立科学技術大学大学院修士課程修了後に選んだのはトヨタ自動車への就職で、ここでレクサスやF1の開発に携わりました。

その後、量販車開発のマネジメントに携わりましたが、リーダーシップのなさを痛感したのです。

そこで、孫正義さんが2010年に設立した企業内学校『ソフトバンクアカデミア』に参加して、リーダーシップを叩き込まれると、孫正義さん直々にスカウトされます。

孫正義さんのロボット開発の考え方に共感した林要さんはその誘いを快諾し、ソフトバンクに入社してロボット開発に尽力しました。

その成果が、ソフトバンクの人型ロボット『Pepper(ペッパー)』です。

しかし、この後にソフトバンクを退社し、2015年11月2日に、ロボット開発会社『GROOVE X』を設立しました。

ちなみに、「Pepperの生みの親」「Pepperの父」とも呼ばれる林要さんですが、退社してライバル企業を設立したためか、ソフトバンクは、「林要氏はPepper開発のリーダーではないため、”Pepperの生みの親”と表現しないように」と、各メディアに異例の要請をしています。

『GROOVE X 株式会社』

林要さんが設立したロボット開発会社『GROOVE X』の詳細情報は、次のとおりです。

会社名GROOVE X 株式会社
住所東京都中央区日本橋浜町3-42-3 住友不動産浜町ビル
電話03-6328-0757

LOVOT(ラボット)とは?

ロボットの多くは、人の代わりをし、人の生活を快適にするために開発されています。

しかし、林要さんは、「人を癒し、人に愛される」ことをコンセプトにロボットを開発しており、生活には全く役立ちません。

そして、3年の開発期間を経て作られたのが『LOVOT(ラボット)』であり、この名前は、「LOVE」と「ROBOT」と掛け合わせと名付けられました。

LOVOTは、人に甘えます。

価格は、2体セットで59万8000円(税別)、1体で34万9000円(税別)。

2018年12月18日に予約販売開始で、2019年の秋から冬にかけて出荷されます。


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