松永晴子 NPO職員のプロフィール!シリア難民キャンプで子供に教育
2018年9月9日放送のTBS系列『情熱大陸』は、NPO職員として、シリア難民キャンプで子供たちに教育支援している松永晴子さんです。
第2次世界大戦を経て、現在の日本は、北朝鮮問題はあるものの、安心して暮らせる社会となっています。
しかし、世界では、常にどこかで戦争や内戦が行われているのです。
当然、戦争状態の国や内戦状態の地域で暮らす一般市民が、命を落としたり、生きながらえても過酷な生活を強いられることは言うまでもありません。
松永晴子さんは、そんな内戦で苦しむ子供たちを教育面でバックアップしています。
松永晴子ってどんな人?
松永晴子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 松永晴子(まつながはるこ)
【生年月日】 1980年
【出身地】 愛知県
【最終学歴】 筑波大学大学院芸術研究科芸術学彫塑分野修了
【職業】 国際協力NGO『国境なき子どもたち(KnK)』のシリア難民支援・現地事業総括
松永晴子さんは、両親の影響もあり、音楽や美術に興味を持ち、筑波大学大学院芸術研究科を修了しました。
その後、日本で美術教師になると、ベトナムでも美術教師になります。
そして、2011年から2年間、青年海外協力隊の一員としてヨルダンで美術教育に携わり、さらに、半年間、NGO職員としてヨルダンで活動したのです。
これがきっかけで、2014年4月からNPO法人『国境なき子どもたち(KnK)』の一員として、ヨルダンのシリア難民キャンプで子供たちの教育支援を行っています。
そんな松永晴子さんですが、現在は独身で、日本人男性と結婚したいそうです。
シリア内戦とは?
シリア内戦のきっかけは、独裁国家と『アラブの春』にあります。
チュニジアでは、ベンアリ大統領による独裁政権が長く続いていましたが、2010年から2011年にかけて民主化運動が起き、SNSで一気に広まったことで、ベンアリ大統領はサウジアラビアに亡命を余儀なくされ、独裁政権は崩壊しました。
これが、ジャスミン革命です。
この革命成功は、周辺の独裁国家にも広まり、エジプトではムバラク大統領による独裁政権が崩壊、リビアではガダフィ大佐による独裁政権が崩壊します。
この一連の革命が『アラブの春』です。
『アラブの春』は、シリアにも波及しました。
シリアでは、アサド大統領率いるイスラム教少数派のアラウィ派が、イスラム教多数派のスンニ派を抑え込み独裁政権を樹立していましたが、この状況を我慢できなくなったスンニ派支持者がデモを行うようになります。
しかし、『アラブの春』によってエスカレートし、アサド政権打倒を目標とする民兵によって自由シリア軍が組織されると、アサド政権と自由シリア軍による内戦となることに。
さらに、反政府勢力の中からイスラム国が樹立され、「アサド政権 VS 自由シリア軍 VS イスラム国」の三つ巴状態となり、終わりの見えない内戦状態が続いています。
隣国ヨルダンでは、シリア難民キャンプを設け、2018年4月時点で、約66万人を受け入れている状況です。
関連記事
2023年4月10日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは...
2021年5月29日放送の日本テレビ系列『満天 青空レストラン』の食材は、熊本...
2022年2月5日放送の日本テレビ系列『満天 青空レストラン』の食材は、北海道...
2018年1月28日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間スペシャ...
2022年4月9日放送の日本テレビ系列『満天 青空レストラン』の食材は、愛媛県...