SIROCO フラメンコダンサーのプロフィール・動画紹介
2018年7月8日放送のTBS系列『情熱大陸』は、フラメンコの本場スペインで実績を残して注目されているフラメンコダンサーのSIROCOさんです。
フラメンコは、スペイン南部のアンダルシア地方の伝統芸能で、主に歌・踊り・ギターで構成されています。
日本にも趣味や職業でフラメンコを踊る人は結構いますが、技術は高いものの、表現力不足により、世界的なフラメンコダンサーにはなれないと見られていました。
しかし、SIROCOさんはその評価を覆し、2017年、スペインの5大コンクールの一つである『Aniya la Gitana de Ronda』で見事に優勝したのです。
フラメンコダンサーとして、スペインや日本で活躍するSIROCOさんの素顔に迫ります。
SIROCOってどんな人?
SIROCOさんのプロフィールは、次のとおりです。
【芸名】 SIROCO(しろこ) ※本名:黒田紘登(くろだひろと)
【生年月日】 1982年3月29日
【出身地】 京都府京都市
【職業】 フラメンコダンサー
SIROCOさんは、中学生の時にストリートダンスを始め、高校生でモダンダンスやコンテンポラリーダンスに挑戦し、ダンスのスキルを上げました。
そして、2002年、19歳の頃、カルロス・サウラ監督、ホアキン・コルテス主演の映画『フラメンコ』を観て、フラメンコダンスの虜となります。
その後、スペインに留学してフラメンコダンスを習い、トップダンサーのファルキートやファン・デ・ファンからも学びました。
努力の甲斐もあり、2011年に『日本フラメンコ協会 新人公演 奨励賞』を受賞すると、国際的フラメンコギタリストの沖仁さんと共に、本場スペインに挑戦。
2017年、『第23回アニージャ・ラ・ヒターナ・デ・ロンダ』で、見事、日本人男性初となる優勝を果たしたのです。
現在は、東京と大阪にスタジオを持ち、フラメンコダンスを教えると共に、スペインや日本で公演も行っています。
ちなみに、SIROCOさんには同じくフラメンコダンサーの妻がおり、二人の間にはマリアちゃんという娘がいます。
SIROCOのフラメンコダンス動画
SIROCOさんがフラメンコダンスを踊っている動画を紹介します。
ぜひ、ご覧ください。
SIROCO FLAMENCO PV
siroco solo en 曼殊院
スペインでスンディング・オベーションを起こしただけのことはあり、圧巻のフラメンコダンスです。
SIROCOが『サクロモンテの丘』の洞窟で4ヶ月間生活した経緯
昔のスペインには、「ヒターノ(ジプシー)」と呼ばれる移動型民族がいて、迫害を受けていました。
そして、逃れ着いたのが『サクロモンテの丘』です。
ヒターノは、ここに洞窟を掘って住み、迫害の感情を表現するためにフラメンコを作りました。
SIROCOさんも、武者修行時代、このサクロモンテの洞窟に住んでいたことがあります。
ドキュメンタリー映画『フラメンコ』でホアキン・コルテスのフラメンコを見て魅了されたSIROCOさんは、本場スペインに行ってフラメンコを学ぼうと考え、実際に行動を起こしました。
しかし、スペイン語が分からず、不動産屋に相談もできない状態です。
ただただ街を歩いていると、怪しいヒッピーに声を掛けられ、サクロモンテの丘に連れて行かれました。
サクロモンテの丘は、下の方は観光地として整備されていますが、上の方はヒッピーたちが無断で住み着くスラム街となっています。
ヒッピーは、鎖と南京錠を壊して鉄の扉を開けると、SIROCOさんに、「ここが今日からお前の家だ!」「今日はもう遅いからここで寝ろ。これから歓迎会をしてやる!」と宴会を始めたのです。
宴会後は、いつ襲われるか分からない恐怖に怯え眠れない状況でした。
その後、公園に水汲みに行き、お腹が空いたら火を起こして料理し、お風呂と洗濯は川で、トイレは外というサバイバル生活を4ヶ月間続けましたが、ヒッピーが鍵を壊して物を盗んで行く被害に遭い、身の危険を感じて洞窟を去りました。
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