福島千里 日本記録と現在は？日本女子最速の栄光・挫折・復活
2018年6月24日放送のTBS系列『情熱大陸』は、日本女子最速スプリンターの福島千里さんです。
福島千里さんは、北京・ロンドン・リオと3大会連続でオリンピック出場果たしており、2020年の東京オリンピック出場も目指しています。
オリンピックは4年に1度なので、単純計算で16年間、日本の女子短距離選手のトップに君臨し続けていることになりますが、実際はそうではありません。
栄光の後には挫折を味わいました。
しかし、見事に復活し、東京オリンピック出場を目指せるまでになっています。
そんな福島千里さんの素顔に迫りました。
福島千里ってどんな人?
福島千里さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 福島千里（ふくしまちさと）
【生年月日】 1988年6月27日
【出身地】 北海道中川郡幕別町
【血液型】 A型
【身長】 166cm
【体重】 52kg
【高校】 帯広南商業高等学校卒業
【最終学歴】 北海道ハイテクノロジー専門学校卒業
【職業】 陸上短距離選手
福島千里さんは、北海道で生まれ、小学4年生の時に先生に勧められて陸上短距離を始め、同時にスピードスケートもやっていました。
高校の後輩には、ソチオリンピック・団体パシュートの金メダリストである高木菜那・美帆姉妹がいます。
ただ、小学生の時は、短距離走で道大会決勝に進む程度の実力でした。
中学生になると陸上短距離に専念し、ジュニアオリンピックに出場するレベルに達しましたが、それでも全国1位の存在ではなく、絶えず目の前を行くライバルが存在します。
その状態は、高校でも変わりませんでした。
しかし、高校を卒業して、専門学校の陸上部に所属した時から実力を発揮し始め、何度も日本記録を更新する選手となったのです。
福島千里さんは、現在、次の3つの日本記録を保持しています。
福島千里が保持する日本記録
- 100m 11.21秒（2010年4月 織田幹雄記念）
- 室内60m 7.29秒（2012年3月 世界室内選手権）
- 200m 22.88秒（2016年6月 日本選手権）
ちなみに、福島千里さんは、今までに11回、日本記録を更新しました。
福島千里 現在はセイコーに所属し、東京オリンピックを目指す
福島千里さんは、オリンピックに3連続出場を果たし、長年に渡り、日本女子スプリンター界の頂点に立ち続けてきました。
当然、注目され、バキバキに割れた腹筋が話題となり、また、「かわいい」「綺麗」と言われるようになっています。
ところが、リオデジャネイロオリンピック後は、全く話題にならなくなりました。
その間、福島千里さんは調子を崩しており、2016年は足の痙攣（けいれん）によって大会出場を棄権することが多くなり、2017年にプロに転向するも、足の痙攣は治らず、棄権や平凡な記録に終始したのです。
そして、日本選手権の連覇を逃し、北京オリンピックから続いていた世界大会への出場権も逃しました。
それでも、引退を考えなかった福島千里さんは、男子100m歴代2位10秒00の記録を持つ山縣亮太選手と仲田健トレーナーと知り合い、一緒にトレーニングすることで、2018年に「織田記念国際 100m 1位」「静岡国際 200m 1位」「アジア大会代表最終選考会兼日本選手権 200m 1位」と、復活を遂げるに至っています。
現在、福島千里さんは、山縣亮太選手が所属するセイコーに加入し、「日本選手権で優勝（達成済み）、アジア大会で金、日本記録の更新、東京オリンピック出場」を目標に邁進中です。
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Comments
福島千里さん❗はじめまして❗走る姿をはじめて見た時印象的で、それ以来、応援してます❗可愛らしい声で、魅力的な選手だな～と！思っております❗
テレビに登場されること、楽しみにしてます。70才、女性より。