元プロバスケットボール選手・折茂武彦のプロフィール!ファンとの絆
2021年5月31日放送のNHK総合1『逆転人生』のゲストは、元プロバスケットボール選手の折茂武彦(おりもたけひこ)さんです。
日本ではバスケットボールはあまりメジャーなスポーツではなく、テレビでもスポーツニュースで少し放送されるくらいなので、「折茂武彦」という名前を聞いても、その顔を見ても、ほとんどの人が「誰?」という状態でしょう。
しかし、折茂武彦さんは、日本出身選手で通算最多得点記録を誇る「レジェンド」なのです。
そんな、凄いバスケットボール選手だった折茂武彦さんですが、以前はファンのことを蔑ろにしていました。
折茂武彦さんの素顔とファンを大切するようになったきっかけに迫ります。
折茂武彦ってどんな人?
折茂武彦さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 折茂武彦(おりもたけひこ)
【生年月日】 1970年5月14日
【出身地】 埼玉県上尾市
【血液型】 A型
【身長】 190cm
【体重】 77kg
【趣味・特技】 バスケットボール
【高校】 埼玉栄高等学校卒業
【最終学歴】 日本大学経済学部経済学科卒業
【職業】 Bリーグ『レバンガ北海道』の代表
子供の頃の折茂武彦さんは野球が大好きでしたが、丸坊主にすることに抵抗を感じ、野球をすることを断念します。
そして、兄の影響を受けて中学1年生からバスケットボールを始めました。
始める前は全く興味がなかったバスケットボールですが、やるからには本気で取り組むとみるみる上達し、埼玉栄高校、日本大学、トヨタ自動車と歩んで、1993年に日本代表に選出されます。
残念ながらオリンピックに出場することはできませんでしたが、世界選手権やアジア選手権には何度も出場して活躍しました。
14年に渡り在籍したトヨタ自動車を離れ、2007年にレラカムイ北海道に移籍しましたが、2011年に経営難を理由にチームが除名処分を受けることに。
そこで、折茂武彦さんはレバンガ北海道を創設し、選手兼代表になったのです。
その後も活躍し、「3ポイントシュート国内トップリーグ通算成功数1000本を達成」「国内トップリーグ日本人選手初の通算10000得点を達成」「2020年、Bリーグオールスターにおいて最年長でMVP獲得」など、結果を残し続けました。
しかし、間質性肺炎という肺が壊れる病気を患い、命に関わるのにスポーツ選手である以上薬を飲めないので、2020年3月15日に出場した試合を最後に49歳で引退しています。
27年間の選手生活で獲得した得点は10,238点で、日本人ではトップです。
折茂武彦さんは、現在、レバンガ北海道の代表として活躍しています。
折茂武彦がファンを大切にするようになったきっかけ
折茂武彦さんは始めた時からバスケットボールが上手く、プロデビューを果たした後も得意の3ポイントシュートを中心に得点を重ねました。
その結果、「バスケットボールだけしていればいい。それ以外は煩わしい」と思うようになり、ファンのことを全く考えなくなってしまったのです。
そんな折茂武彦さんの考えを変えたのが北海道のファンでした。
トヨタ自動車からレバンガ北海道に移籍すると、その開幕戦で定員を超えるファンの応援に感激し、これをきっかけにハイタッチするなどファンサービスするようになります。
そして、北海道出身で高校時代に男子U18日本代表に選出されたことがあり、悪性リンパ腫により余命わずかで中学教師をしている佐藤竜弥さんをベンチ入りさせる許可をBリーグから得て、2016年5月2日、1日限りの契約を結びました。
佐藤竜弥さんは、2016年5月25日に亡くなりましたが、折茂武彦さんの計らいに感謝したに違いありません。
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