競艇選手・日高逸子のプロフィール！成績、獲得賞金、夫は？
2021年5月24日放送のNHK総合1『逆転人生』のゲストは、59歳で競艇選手として活躍している日高逸子（ひだかいつこ）さんです。
難関を突破して競艇選手になれば、年齢も性別も関係なく、成績を残した者だけが称賛されます。
つまり、競艇選手になれば誰にでもチャンスがある訳ですが、実際そう簡単ではなく、そのチャンスを活かせる人はごく一部の人しかいません。
日高逸子さんは、そのごく一部に含まれる女性なのです。
波乱万丈な人生を経て、競艇で大成功を収めている日高逸子さんの素顔に迫ります。
日高逸子ってどんな人?
日高逸子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 日高逸子（ひだかいつこ）
【生年月日】 1961年10月7日
【出身地】 宮崎県都城市
【血液型】 A型
【身長】 155cm
【体重】 49kg
【趣味・特技】 ヨガ
【高校】 宮崎県立福島高等学校卒業
【職業】 福岡支部所属の競艇選手
日高逸子さんは、還暦を迎えようとしている2021年5月時点において、現役で活躍している競艇選手です。
現役最年長で、みんなに「グレートマザー」と呼ばれています。
競艇選手は、半期の間にフライングすると、「1回目は30日間、2回目は60日間、3回目は90日間」という厳しい出場停止処分を受け、さらに、マイナスポイントを受けることで降格を免れません。
日高逸子さんは、無難にスタートとゴールを切ればトップのA1級を維持できましたが、「守りの戦いはしたくない！ファンの期待に応えたい！」との思いで勝負した結果、2020年の前期に3回フライングをし、最低のB2級に降格してしまいました。
レース数が激減するためB2級からA1級に昇格することは困難で、B2級に降格した時点で引退する選手もいますが、日高逸子さんは諦めずに頑張っています。
日高逸子の夫と子供は?
日高逸子さんは、1996年8月8日に新潟県出身の井上邦博さんと結婚し、夫は名字を「日高」に変えました。
その後、2人の子供を授かると、夫は仕事を辞めて主夫となります。
アメブロを投稿しました。
— 日高 逸子 (@kanko3188) February 8, 2021
『「7番房の奇跡」』#アメブロ #7番房の奇跡
https://t.co/xWCAlFJqbQ
この夫の協力により、日高逸子さんは競艇で偉業を達成できたのです。
日高逸子の波乱万丈人生
日高逸子さんは、中学教師の父親と保育士の母親の長女として誕生しました。
このまま幸せな家族生活が続くはずでしたが、日高逸子さんが4歳の時に父親がバイク事故に遭って後遺症を負い、酒に溺れて暴力を振るい始めます。
耐えきれなくなった母親はある日突然失踪し、その後に離婚が成立すると、日高逸子さんと兄は祖父母の家に預けられました。
祖父母の家での生活は貧しく、しかも、祖母に料理、洗濯、掃除、農作業、新聞配達、集金と、酷に働かされます。
「この厳しい生活から抜け出したい！」と思いながら、奨学金で高校を卒業して信用金庫に就職しますが、退屈で自分には合っておらず、わずか1年で退職することに。
その後、東京に引っ越し、住み込みの新聞配達などでお金を稼ぎながら製菓学校や旅行専門学校に通い、旅行会社や喫茶店で働きました。
そして、22歳の時、あまり観ないテレビをたまたまつけるとボートレーサー募集のCMをやっており、このCMを観て日高逸子さんの人生が大きく動き始めます。
「ボートに乗って年収1千万円」という言葉に惹かれた日高逸子さんは、競艇がどんなものか知らずに試験を受けて合格しました。
しかし、実際に1年間の実習期間を受けると、厳しい練習とハイスピードの恐怖感に耐えられなくなり、ある日、教官に「辞めます！」と告げます。
この時に辞職を伝えた教官が、同郷であったことと、以前に提出した作文で厳しい学生時代を過ごしてきたことを知っていたため、日高逸子さんは「負けるな」と励まされました。
こうして、競艇選手になる覚悟を決めて人よりも練習した結果、最下位から上位クラスに上がり、その後、競艇選手として大成功を収めたのです。
競艇選手・日高逸子の成績、生涯獲得賞金は?
福岡支部所属となった日高逸子さんは、3度目のレースで1位となると、その後も順調に勝ちを重ね、気付けば2人目の通算2千勝を達成しました。
そして、生涯獲得賞金は10億円を突破しています。
そんな日高逸子さんの現在の目標は、女子最年長記録である61歳を破ることです。
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