激レアさん!丸山大輔 478人中男子1人だけの山形県立鶴岡北高校
2019年7月13日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、高校に入学したら全校生徒478人中男子が自分1人だけだった丸山大輔(マルヤマダイスケ)さんです。
「漫画やアニメの世界?」と思う人がほとんどでしょうが、実際にこの珍しい経験をした男性がいます。
世間一般の男性からすると、ハーレム状態で夢のような生活を思い浮かべますが、実際、苦労したことは想像に難くありません。
舞台となった『山形県立鶴岡北高校』やその経緯に迫ります。
丸山大輔ってどんな人?
丸山大輔さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 丸山大輔(まるやまだいすけ)
【出身地】 山形県東田川郡
【高校】 山形県立鶴岡南高等学校卒業
【最終学歴】 亜細亜大学在学中(2019年7月時点)
丸山大輔さんは、全校生徒478人中男子1人となり、苦労したことが多かったですが、高校3年間、毎日学校に通って皆勤賞です。
「鶴岡南高校に行って良かった」と、心から思っています。
山形県立鶴岡南高等学校卒業後は、亜細亜大学に進学しました。
山形県立鶴岡北高校
山形県立鶴岡北高校の詳細情報は、次のとおりです。
高校名 | 山形県立鶴岡北高等学校 |
---|---|
住所 | 山形県鶴岡市若葉町16-5 |
電話 | 【職員室】 0235-22-2262 【事務室】 0235-25-4752 |
山形県立鶴岡北高校は、全日制の高校で、学科は普通科のみです。
偏差値は55で、多くの学生が大学に進学しています。
音楽部は全国レベルで、「第83回NHK全国学校音楽コンクール・高等学校の部 金賞」「第70回全日本合唱コンクール全国大会・高等学校部門 金賞」「第84回NHK全国学校音楽コンクール・高等学校の部 銀賞」を受賞しました。
山形県立鶴岡北高校で全校生徒478人中男子1人だけになった経緯
山形県立鶴岡北高校は、明治30(1897)年に山形県初の町立の女子校として設立されました。
戦後には、鶴岡第一高校と合併して県立鶴岡高校となり、男女比率も同じになります。
しかし、1952(昭和27)年に、鶴岡北高校と鶴岡南高校に分かれたことで、鶴岡北高校の女子比率が上昇し、元々、女子校としてのイメージが強いこともあって、それ以降、男女共学にもかかわらず実質的には女子校になったのです。
長年に渡りこの状態が当たり前になっていましたが、男子が入学できる山形県内の普通科高校が1校減っていることが懸念され、男子も受け入れられるように男子トイレと更衣室が新たに設置され、地元中学の男子にも受験が促されました。
ちょうどその時、高校受験を控えていた丸山大輔さんは、中学3年間に渡り硬式テニスをしてきたので、高校でも続けようと考え、硬式テニス部のある高校を探しましたが、元女子校の鶴岡北高校しかありません。
仕方なく、「進学してから男子テニス部を作ろう!」と考えて2015年度に入学すると、なんと、新入生160人中男子生徒は1人だけで、全校生徒478人中男子1人だけという状況になったのです。
丸山大輔さんが、鶴岡北高校117年ぶりとなる男子生徒です。
傍から見ればハーレム状態ですが、実際には、「誘惑に負ければエロヤマ呼ばわりされる恐怖心」「みんな可愛く見えて恋愛感覚が麻痺する」「特別扱いと孤独でアウェー状態」といった問題にぶつかります。
それでも、徐々に女子に受け入れられ、楽しい高校3年間を過ごすことができました。
気になる現在ですが、男子生徒も増えたものの、圧倒的に女子が多い状況です。
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