激レアさん!太田哲雄シェフのプロフィールとお店・アマゾン料理人
2019年5月4日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、世界の有名料理店で料理人として活躍し、その後、アマゾン奥地で究極のグルメを見つけた太田哲雄(オオタテツオ)さんです。
太田哲雄シェフは、食べ歩きにハマったことで料理に興味を持ち、10年以上に渡り、日本、イタリア、スペイン、ペルーの料理店で腕を磨きました。
しかも、その後、珍しい食材を求めてアマゾンまで行ったバイタリティーの持ち主です。
現在、日本でイタリアンレストランを経営しながら、アマゾンに何度も通い続けている太田哲雄シェフのお店や素顔に迫ります。
太田哲雄ってどんな人?
太田哲雄シェフのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 太田哲雄(おおたてつお)
【生年月日】 1980年
【出身地】 長野県白馬村
【趣味】 食べ歩き
【特技】 料理
【事務所】 イタリアンレストラン『NATIVO(ナティーボ』のオーナーシェフ
太田哲雄シェフは、中学生の時にジョエル・ロブションさんとピエール・ガニエールさんのフランス料理の本を購入したこととフジテレビ系列『料理の鉄人』を観たことをきっかけに料理に興味を持ち、高校生の時には、アルバイトで貯めたお金で東京まで行ってスーツ姿で食べ歩きをしていました。
こうして料理が大好きになった太田哲雄シェフは、「海外で勉強して、将来は料理関係の仕事に就きたい」と思うようになります。
高校卒業後、フランスに行って勉強するつもりでしたが、両親が長野でペンションを営んでいたこともあり、その宿泊客だったイタリア人にイタリア行きを勧められたことで、イタリアに行くことに決めました。
しかし、語学留学で行ったイタリアは、本来40名のクラスなのに4名しかいない状況で、イタリア語が分からないにもかかわらず、人数が少ないために上級者コースに入れられる始末です。
授業を受けることが嫌になった太田哲雄シェフは、イタリアを北から南に旅しながら、ミシュラン星付きレストランで食事する日々を過ごしますが、高校時代にアルバイトで貯めたお金が底をついたので一旦帰国します。
そして、日本のイタリアンレストランで4、5年修行すると、再びイタリアに渡り、トスカーナ地方、エミリアロマーニャ地方、ピエモンテ地方のレストランで働きました。
30代の凄腕シェフであるマルコの下で働いた際は、マルコのメンタルが弱く、オーナーにメニューを変えるように言われ、落ち込んで約1ヶ月間、トイレに閉じこもるという姿を目撃します。
ピエモンテで働いていた時は、マフィアのガウディオに可愛がられ、「イタリアの自動車免許の発行」や「ビザの発行」「事故処理」を手伝ってもらったというから驚きです。
結局、イタリアで5年間に渡りシェフとして働きましたが、景気低迷などで国全体が暗くなった時にスペインへ2日間の旅行に行くと、自分を呼んでいる気がしてスペインに行くことに決めました。
何のつてもなく行ったスペインですが、タイミングが良く、1時間で1年間の予約が埋まる世界一予約を取ることが難しい有名料理店『エル・ブジ』で働けることになります。
ただ、『エル・ブジ』で働けることが名誉であり、キャリアの積み上げになるという料理店のため、給料は安く、貯金を崩したり、海に潜ってタコやムール貝を獲って食費を節約しました。
『エル・ブジ』で1年働いた太田哲雄シェフは、スペインで出会った南米の子供たちとの相性が良く、今度は「南米が呼んでいる」と思うようになります。
この時、友達の紹介でイタリア・ミラノのマダムであるアンドリーナの面接を受けに行くと、『エル・ブジ』で働いていると聞いて即決で採用が決まりました。
「私を絶対に太らせないでね!」「バターとニンニクは絶対使わない!」「基本的に魚と野菜の料理!」の3つの条件が出され、普段の食事を作るプライベートシェフになりましたが、実際は、イタリアを代表するわがままマダムで有名な人物だったのです。
「好き嫌いが多い」「100g増えただけで呼ばれて怒られる」「家に帰ってくるかどうか分からず、また、突然友達やお客様を連れてくるなど、予定がコロコロ変わる」「新鮮な食材を使った料理・デザートしか食べないの食材費が高くつく」などのわがままを聞きましたが、1年半後、「太田哲雄シェフを雇うと食材費が高くなる」との理由で解雇されます。
それでも、太田哲雄シェフは「これで南米に行ける!」と考え、調べた結果、ガストン・アクリオさんという世界的シェフがいることで、ペルーに行くことに決めました。
まずは、ペルーの砂漠の中にあるレストランで働き始めた太田哲雄シェフさんですが、現地の人も襲われる治安が悪い市場に買い出しに行ったり、砂漠の砂が原因で気管支ぜんそくになって知らないおばさんに注射をお願いするなど、日本ではあり得ない経験をしながらペルー料理を学ぶと、最高峰レストラン『アストリッド・イ・ガストン』での勤務に漕ぎつけます。
その後、その腕前と人間性を認められ正社員になるオファーをもらいましたが、『アストリッド・イ・ガストン』の料理がクリエイティブ過ぎて自分が理想とする郷土料理からかけ離れていたことと、一流料理店が食料を大量廃棄していることに疑問を抱き断りました。
再びフリーになった太田哲雄シェフは、『アストリッド・イ・ガストン』でよくアマゾンの食材を使っていたことから、2015年、アマゾンの奥地に行き、猿やワニなどアマゾンならではの食材を目にします。
自身も4日間かかってマタマタを捕獲し、現地の人に教わりながら捌いて料理し、美味しくいただきました。
さらに、カカオに目を付けたのです。
太田哲雄シェフは現在、自らのお店『NATIVO(ナティーボ)』を開店すると共に、『アマゾンカカオ』普及のために現地から仕入れて国内の有名シェフに卸すビジネスもしています。
また、毎年2週間の『太田塾』を開き、有名シェフをアマゾンへ連れて行って、先住民との狩りや現地食材の調理を経験させています。
こうした太田哲雄シェフの経験は高く評価され、映画化決定です。
『NATIVO(ナティーボ)』の住所・営業時間・定休日
太田哲雄シェフが経営する『NATIVO(ナティーボ』の詳細情報は、次のとおりです。
店名 | NATIVO(ナティーボ) |
---|---|
住所 | 東京都世田谷区上馬1-17-8 |
電話 | 03-6450-8539 |
営業時間 | 18:00~22:30 |
定休日 | 日曜日 |
『NATIVO』は、三軒茶屋駅から徒歩約10分のところにあるイタリアンレストランであり、おしゃれな空間で食事できます。
料理は、太田哲雄シェフが厳選した食材を使ったイタリアの郷土料理で、デザートには太田哲雄シェフがアマゾンから仕入れているカカオを使ったメニューもあります。
また、イタリア料理を教える料理教室も開催しているので、イタリアの郷土料理を学びたい方は参加してみると良いでしょう。
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太田哲雄シェフは NATIVO(ナティーボ)を退職されたそうです。2019年9月。