激レアさん!高坂峰子 打率5割以上・女イチローのプロフィール
2019年4月20日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、戦後の女子プロ野球で打率5割以上という驚異的な成績を残した高坂峰子(コウサカミネコ)さんです。
野球と言えば男性のスポーツというイメージがありますが、2010年4月に女子プロ野球リーグが開幕しています。
しかし、それよりはるか昔の昭和20年代に、幻の女子プロ野球がありました。
高坂峰子さんは、この女子プロ野球の選手第1号であり、本家イチローさんにも負けないスター選手として大活躍したのです。
そんな高坂峰子さんの素顔に迫ります。
高坂峰子ってどんな人?
高坂峰子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 高坂峰子(こうさかみねこ)
【生年月日】 1933年
【出身地】 大阪府
【趣味・特技】 野球、ソフトボール
【高校】 ※非公表
【職業】 喫茶店『アラビヤコーヒー』を経営
高坂峰子(旧姓・加藤峰子)さんは、元々スポーツが大嫌いでしたが、中学2年生の時にソフトボールが学校で行われるようになり、それを遠くから眺めていました。
すると、先生に誘われてソフトボールをやることになり、自然とソフトボールの虜になっていたのです。
高校もソフトボール部がある学校に行くことを希望しましたが叶わず、それならと、自分でソフトボール部を立ち上げてプレイを続けます。
この時、近所のお兄さんが勝手に写真を映画会社の新人募集に送り、一次審査合格の通知が来ますが、母親に激しく反対されました。
しばらくすると、今度は母親から女子プロ野球の選手募集をしていることを知らされ、試しに受けてみると、合格して母子で喜んだのです。
昭和25年、高校を中退して17歳で女子プロ野球選手第1号となった高坂峰子さんは、『大阪ダイヤモンド』の選手となりましたが、女子プロ野球の存在がほとんど知られておらず、人気はありません。
そこで、チームが、「過密スケジュール」「夏なのにセーターのユニフォーム」「自宅住所が記入された名刺を配る」などをすると、戦後復興もあり、女子プロ野球は大人気となったのです。
そして、高坂峰子さんは打率5割以上の成績を残し、スター選手となります。
こうして大成功していた女子プロ野球ですが、資金難により2年間で自然消滅となり、チームメイトは散り散りに。
高坂峰子さんも、百貨店の店員を経て、専業主婦となりますが、1999年、66歳の時に夫を亡くしたことをきっかけに、息子が引き継いだ老舗コーヒー屋『アラビヤコーヒー』に手伝いに行くようになりました。
時が経ち、2002年9月、道頓堀の劇場『中座』が火事になった際、『アラビヤコーヒー』が新聞記者の打ち合わせ場所として使われるようになり、その際、店内に飾ってあったボールに気付いた新聞記者に、元プロ野球選手だったことを告げます。
全国紙の新聞記者が記事にしたいと申し出ると、悩んだ高坂峰子さんは、「電話番号と連絡が欲しいというメッセージ」の掲載を条件に許可を出し、このことにより、翌日、消息不明だった元チームメイト14人から連絡が来ました。
さらに、52年ぶりに『アラビヤコーヒー』で再会すると、「オリックス VS ソフトバンク」の始球式をきっかけに、『大阪シルバーシスターズ』結成となったのです。
ちなみに、80歳以上でも現役で野球を続けています。
高坂峰子が働く『アラビヤコーヒー』の住所・営業時間・定休日
高坂峰子さん働いている『アラビヤコーヒー』の詳細情報は、次のとおりです。
店名 | アラビヤコーヒー |
---|---|
住所 | 大阪府大阪市中央区難波1-6-7 |
電話 | 06-6211-8048 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 水曜不定休 |
『アラビヤコーヒー』の名物は、ブレンドコーヒーとなっています。
近くに行く機会があれば、高坂峰子さんが淹れたコーヒーを、ぜひ、お召し上がりください。
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