激レアさん！山田久貴 熱海ロケでPR。職業とテレビ番組、実績は？
2019年3月11日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、熱海をテレビ番組のロケ地にすることで、観光客を大幅UPさせた公務員・山田久貴（ヤマダヒサタカ）さんです。
熱海と言えば、昔は何もせずとも多くの観光客が訪れる国内トップクラスの旅行先でした。
しかし、時は流れ、観光客が激減してしまったのです。
そこで立ち上がったのが、市役所職員の山田久貴さんで、熱海にテレビ番組のロケを積極的に受け入れることで、観光客数のV字回復に貢献しました。
スーパー公務員と言って過言ではない山田久貴さんの素顔や実績に迫ります。
山田久貴ってどんな人?
山田久貴さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 山田久貴（やまだひさたか）
【年齢】 53歳
【出身地】 静岡県熱海市
【職業】 熱海市役所観光経済課の職員（ロケ支援担当）
山田久貴さんは、高校卒業後にサービス業、商社、建設業、ホテルマンの職業に就いてきましたが、平成13年に熱海市役所が初めて実施した「民間企業職務経験者採用試験」に合格し、35歳で熱海市役所の職員となりました。
そして、観光課に配属され、さまざまな部署を経験しますが、大きな問題にぶつかります。
以前の熱海は、国内新婚旅行先の筆頭であり、温泉・キレイな景観・美味しい料理などを目当てに、多くの観光客が訪れていましたが、当時は、どんどん観光客が減少している状況だったのです。
山田久貴さんは、観光客離れを何とかしようと、夏休みなどにイベントやキャンペーンを開催しましたが、人出が多い時にイベントをしているため、その時だけ観光客が増え、ほとんど効果はありませんでした。
そんな時、たまたまバラエティー番組の制作に携わることになり、この経験を通じて、テレビ番組のロケ地として有名になることで、テレビを使って熱海をPRすることを考えます。
幸い、山田久貴さんは熱海市生まれ・熱海市育ちで、熱海のことを熟知していたため、テレビ番組のスタッフに熱海の情報を提供することができ、また、一人でお金を掛けずにできるメリットもありました。
そのために、熱海市のウェブサイトで、「ADさんいらっしゃい」という番組スタッフ向けのページも作ることに。
こうして、バラエティー番組、情報番組、ドラマ、映画のロケ地として受け入れた結果、以前は年間20～30回のロケ数が、年間100回を超えるロケ数となり、熱海のPRにもつながって、熱海を訪れる観光客数がV字回復しました。
もし山田久貴さんがいなければ、今頃、熱海は廃れた観光地になっていた可能性もあり、それだけに、山田久貴さんの実績は凄いのです。
山田久貴の実績と招致に成功したテレビ番組等
山田久貴さんは、ロケ支援担当の職業に就いており、24時間365日体制・無料サポートすることで、多くの番組受け入れに成功しました。
招致に成功したテレビ番組・ドラマ・映画の一部は、次のとおりです。
- 有吉の壁（日本テレビ・バラエティー番組）
- 旅猿（日本テレビ・バラエティー番組）
- ヒルナンデス（日本テレビ・情報番組）
- 水曜日のダウンタウン（TBS・バラエティー番組）
- 王様のブランチ（TBS・情報番組）
- せいせいするほど、愛してる（TBS・ドラマ）
- お願い！ランキング（テレビ朝日・バラエティー番組）
- ラヴソング（フジテレビ・ドラマ）
- 海賊とよばれた男（映画）
- 四月は君の瞳（映画）
その業務は、「ネタ情報提供」「撮影許可の補助」「ロケ弁の紹介・手配」など、ほとんどすべてのことに及び、時に、番組サイドの無理難題な注文も受け入れます。
『オール芸人お笑い謝肉祭 2016秋』では、「心臓破りのぬるぬる坂クイズ」と「大声厳禁 サイレント風呂」を撮影し、BPOの審議にかけられました。
また、2018年4月11日に放送された『水曜日のダウンタウン』では、柔らかいボールを使用して、「街中ゴルフ対決」を実現させました。
このように、他の地域ではできないことも、山田久貴さんの努力により、熱海ではロケできるのです。
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