激レアさん!茂木久美子 新幹線カリスマ販売員のプロフィール
2018年12月17日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、独自のテクニックで桁外れな売り上げを記録していたJR山形新幹線『つばさ』の元・車内販売員である茂木久美子(モキクミコ)さんです。
2018年12月3日、JR北海道が、特急『スーパー北斗』で実施している待受方式の車内販売を、2019年1月14日限り廃止することを発表しました。
1日1列車あたり4人程度の利用で、売上げも900円台という状況を考慮すれば、廃止はやむを得ません。
しかし、もし、車内販売員(正式名:グリーンアテンダント)の中に茂木久美子さんがいたら、状況は違っていたでしょう。
茂木久美子さんは、約1300人中トップの売り上げを達成していたJR山形新幹線『つばさ』の元・カリスマ販売員なのです。
そんな茂木久美子さんの素顔や販売テクニックに迫ります。
茂木久美子ってどんな人?
茂木久美子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 茂木久美子(もきくみこ)
【生年月日】 1980年
【出身地】 山形県天童市
【居住地】 山形県山形市
【高校】 山形城北高等学校卒業
【職業】 講演・セミナーの講師
茂木久美子さんは、幼い頃からCAに憧れていましたが、中学生の時の成績はビリで、高校生の時には、ガングロギャルとなり、いじめを受けたり停学処分となりました。
高校卒業後は、フリーターとなりましたが、ある時、両親を安心させるために就職を決意します。
普通であれば、就職のために身を正しますが、世間知らずだった茂木久美子さんは、ガングロギャルのまま就職の面接に臨みました。
当然、落ち続けましたが、ギャルファッションを辞めることを条件に、1998年、JR山形新幹線で車内販売を行なう『NRE日本レストランエンタプライズ』という会社に採用されたのです。
CAになることが夢だった茂木久美子さんにとって、新幹線『つばさ』の車内販売員の仕事は、まさに天職でした。
ガングロギャルをやめたことで、2003年には、第24代ミス駒の女王となります。
そして、「どうすれば買ってもらえるか?」を考えながら行動した結果、約1300人いる社内販売員のトップの売り上げを達成し、2006年には、史上最年少でチーフインストラクターに就任しました。
その後、社内販売員の指導者として活躍しましたが、2012年に引退し、現在は、講演・セミナーの講師や本出版で活躍中です。
茂木久美子の販売テクニック
茂木久美子さんは、伝説のカリスマ販売員として、多くのメディアで取り上げられており、各企業がその販売テクニックを参考にするほど優れた元販売員です。
「新庄-東京間の片道で54万円の売り上げ」「平均的な販売員の1.2倍の売り上げ」というように、明らかな好成績で、約1300人中1位になりました。
その販売テクニックは、次のとおりです。
- 標準語の使用義務がないことに目を付け、あえて山形弁を使い、お客様の親近感を得た
- 左右のポケットに硬貨を分けておき、すぐにお釣りを渡せるようにした
- 進行方向に進むときはワゴンを引くことで、お客様の表情を読みやすくし、ワゴンがぶつかるのを防いだ
- お客様をよく観察し、人ごとに歩くスピードを変えた
- その時々の売れ筋を把握した
- 翌日に持ち越せない弁当を売るために、お土産として勧めた
- 突然、山形弁クイズをしていた
- お客様の誕生日ケーキに、許可を得て、『じゃがりこ』や『柿の種』、ピーナッツなどを刺した
- 揺れたはずみで濃いめになったハイボールをお客様に提供していた
- お客様にもらったタケノコを、1本は確保し、残りは他のお客様にあげた
- フルーツは販売していないため、お金をもらって後で送っていた
以上のとおり、それまで人がやっていなかった販売テクニックを始め、結果を残したことに、茂木久美子さんの凄さを感じます。
そして、『勝手にクミコ会』という茂木久美子さんを応援する会も誕生したのでした。
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