激レアさん!佐々木美智子 ブラジルで銃撃戦を繰り広げたゴールデン街ママ
2018年12月10日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、ブラジルでギャングと銃撃戦を繰り広げたことがある新宿ゴールデン街伝説のママ・佐々木美智子(ササキミチコ)さんです。
ブラジルと言えば銃社会で、日々、凶悪事件が起きています。
ギャング同士の抗争のほか、警察とギャングの対立など、銃撃戦になることも珍しくありません。
日本人が、ブラジルの治安の悪さをイメージするのは難しいでしょう。
そんな危険なブラジルで、ギャングと渡り合った佐々木美智子さんの素顔に迫ります。
佐々木美智子ってどんな人?
佐々木美智子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 佐々木美智子(ささきみちこ)
【生年月日】 1934年2月9日
【出身地】 北海道根室市
【趣味・特技】 写真撮影
【高校】 北海道根室高等学校卒業
【最終学歴】 東京綜合写真専門学校卒業
【職業】 新宿ゴールデン街『ひしょう』のママ
ギャングとの銃撃戦に驚きますが、佐々木美智子さんは、人生全てが波乱万丈です。
- 1934年、北海道根室市で裕福な家に生まれる
- 平和な日々が続いていたが、徴兵された長兄が上官にリンチを受けて亡くなり、家族が暗くなってしまった
- 暗くなった家から出るために、都会育ちのサラリーマンと結婚する
- 幸せな日々に疑問を感じ、離婚する
- キャバレーで事務の仕事に就く
- 1956年、22歳の時、母親の援助で上京して美容学校に入学するが、入学式終了後に退学する
- おでんの屋台を一人でやっているお婆さんに弟子入りする
- やくざに屋台を借りて、新宿でおでん屋を始め、大人気店になる
- 組長のプロポーズを断った結果、1週間に渡り、やくざの嫌がらせを受ける
- お客さんだった日活の人に誘われ、日活の編集部に入る
- 報道写真家を目指し、東京綜合写真専門学校で写真を学ぶ
- 学生運動や三里塚闘争などを撮影する
- 学生に間違えられ、機動隊に殴られたり逮捕された
- 新宿ゴールデン街で3坪のバー『むささび』を始める
- 「おみっちゃん」の愛称で親しまれるが、『むささび』を旧日本社会党の長谷百合子さんに引き継ぐ
- 長谷百合子さんが、「むささびが飛ぶ」という意味を込め、店名を『ひしょう(飛翔)』に改名する
- 日大全共闘議長・秋田明大さんと恋愛、そして、破局する
- パラオの遺骨収集団に参加する
- インテリやくざにお店を借りて高級クラブ『ゴールデンゲート』を始める
- 原田芳雄さん、石橋蓮司さん、松田優作さんら大物俳優も客となる
- 『ゴールデンゲート』を閉店して、スペイン旅行に行く
- 映画を観てブラジルに興味を持ち、ブラジルのマナウスでバー『MARUMI』をオープンする
- 儲かっているとねたまれ、バーを経営するギャングに因縁をつけられる
- 彼氏のジョアレースがギャングと乱闘になり、お店に威嚇射撃を受けるようになる
- ジョアレースがギャングに発砲して銃撃戦となり、佐々木美智子さんも冷蔵庫をバリケードに応戦する
- 銃撃戦の翌日、ギャングが客として来店した
- 銃撃戦から約1週間後、バーを閉店した
- 一時帰国し、沢木耕太郎氏から二万冊の蔵書を寄贈されると、日系人のために図書館『ミモザ館』を造る
- その後、本格的に日本に帰国
- 長谷百合子さんの体調が悪くなったため、『ひしょう』を引き継ぐ
このように、佐々木美智子さんは小説のような人生を歩んでいます。
そして、その人柄に惚れて、佐々木美智子さんの周りには多くの人が集まるのです。
新宿ゴールデン街『ひしょう』
佐々木美智子さんが経営するバー『ひしょう』の情報は、次のとおりです。
店名 | 新宿ゴールデン街『ひしょう』 |
---|---|
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-1-8 2F |
電話 | 03-3200-5325 |
営業時間 | 18:00~23:00 |
定休日 | 無休 |
80代になった今もお店に立ち、また、写真家としてシャッターも切っています。
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