芸能、スポーツを中心に、注目のニュースを深く掘り下げてお届けします。なお、本ページはプロモーションが含まれています。
インフォダイブ
HOME » テレビ番組 » 突風被害に遭うも、約半世紀前の酵母菌で伝説の醤油を復活『ハチマル』

突風被害に遭うも、約半世紀前の酵母菌で伝説の醤油を復活『ハチマル』


醤油

2024年7月15日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、突風で倒壊した倉庫から幻の酵母菌を発見し、伝説の醤油を復活させることに成功した静岡の醤油蔵『ハチマル』の社長・鈴木義丸(スズキヨシマル)さんです。

醤油は和食に欠かせない調味料ですが、その醤油を作るためには酵母菌が欠かせません。

一口に酵母菌と言ってもその種類は豊富で、長年にわたり美味しい醤油を作っている醤油蔵では優秀な酵母菌を使っていて、それぞれの醤油蔵でオリジナリティが生まれます。

醤油蔵『ハチマル』は、突風による倉庫の全半壊で、全てを失ってしまいました。

しかし、奇跡的に約半世紀前の酵母菌が見つかり、見事、伝説の醤油を復活させることに成功したのです。

その経緯と伝説の醤油『晴レノ日ノ醤油』に迫ります。

伝説の醤油、復活の経緯

静岡県の『ハチマル』は、1828年(文政11年)創業の歴史ある醤油蔵です。

鈴木義丸さんは先代から社長を引き継ぎ、工場での機械生産から昔ながらの蔵仕込みに変更しようと準備していましたが、2021年5月1日夕方に起こった竜巻とみられる突風により蔵の全半壊に遭いました。

雨風が強くなったので心配になって見に行くと、醤油蔵3棟が全壊し、2棟が半壊していたのです。

保管していた醤油は廃棄処分となって数百万円の損失で、醤油蔵やその他の被害を考えると損害額は甚大です。

しかし、それ以上にショックだったのは、醸造に不可欠なもろみを熟成させる蔵が倒壊し、先祖から引き継いだものを失ってしまったことでした。

それでも鈴木義丸さんは諦めず、ボランティアの力を借りて瓦礫の中から使えるものを探していたところ、約10日後、醤油蔵の天井に使っていた合成樹脂製の配管の中から黒色のもろみを発見し、調べたところ、酵母菌が生きていることを確認します。

そして、半壊だった醤油蔵を修繕し、2022年春から残った木桶を使って醸造を始め、23年6月に醤油を搾り出しました。

2024年3月中旬、『晴レノ日ノ醬油』という商品名で販売をスタートしています。

伝説の醬油『晴レノ日ノ醤油』の通販

伝説の醬油『晴レノ日ノ醤油』は、『約半世紀前の酵母菌』の他、『丹波の黒大豆』『北海道産の小麦「ゆめちから」』『富士山の伏流水』『沖縄の海水塩』など、厳選した材料で作っています。

一般的には、こうじと塩水の割合は「10対12」ですが、『晴レノ日ノ醤油』は「10対10」の「十水仕込(とみずしこみ)」を採用することにより、素材の味をより強く感じられるのが魅力です。

楽天市場では販売されておらず、ネットショップで販売されています。

値段は、1,944円(税込)です。


関連記事

茨城県にある中華料理店『珉珉』の鈴子ママは、日本テレビ系列『ヒューマングルメン...


2017年7月30日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!! 』は、中川家が...


2019年7月2日のTBS『マツコの知らない世界』のゲスト・中島洋二さんは、サ...


2022年8月23日のTBS『マツコの知らない世界』のゲスト・佐藤敦弘さんは、...


2020年3月10日のTBS『マツコの知らない世界』のゲスト・大和一朗さんは、...



コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください