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目がほぼ見えない『らーめん楓神』の店主・関根悟史！経歴とお店情報

2024年03月29日moguraテレビ番組激レアさんを連れてきた。

2024年4月1日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、目がほとんど見えてないのに、嗅覚だけで究極のラーメンを作り上げた関根悟史（セキネサトシ）さんです。

日本ではラーメン人気がずっと続いており、今後も続くことは間違いありませんが、実際、ラーメン店での成功は難しく、3年以内に6割のお店が廃業し、同数程度の新規ラーメン店がオープンしています。

この厳しいラーメン業界で成功しているお店のひとつが埼玉県にある豚骨ラーメン店『らーめん楓神（ふうじん）』なのですが、店主の関根悟史さんは事故の後遺症で目がほとんど見えないにもかかわらず匂いだけで究極の豚骨ラーメンを完成させ、体の他の部分も痛めているにもかかわらず肉体労働を続けて人気ラーメン店にしました。

関根悟史さんの素顔と経営する豚骨ラーメン店『らーめん楓神』に迫ります。

関根悟史ってどんな人?

関根悟史さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 関根悟史（せきねさとし）
【生年月日】 1973年?
【出身地】 埼玉県
【職業】 『らーめん楓神』の店主

埼玉県で育った関根悟史さんは、小学校低学年の時に両親が離婚したことをきっかけに不幸になり、家に出入りするようになった男性に虐待され、悔しさを筋トレで紛らわせるようになりました。

小学4年生からは学校にも行かなくなり、不良たちとつるんで、喧嘩の助っ人に呼ばれるようになります。

そんな悪い道を歩んでいましたが、18歳頃に、友達に「悟史がボクシングをしている姿を見たい！」と言われ、ボクシングジムに入会すると、怪我人の代わりに試合に出るチャンスが訪れ、さらに、持ち前の体力でプロ試験も一発合格したのでした。

こうしてプロデビューを果たし、スーパーバンダム級で2戦2勝の結果を残して新人王のトーナメント出場を獲得します。

しかし、プロボクサーとしてこれからという19歳の時、バイクでボクシングジムに向かっている途中で、一時停止を無視したトラックにはねられるという大事故に遭ったのです。

右目は失明、左目は視力0.01でほとんど見えず、膝を骨折、ヘルニアを発症、という重傷で、医師からは「歩けなくなるかもしれない」と告げられます。

失明しているので、当然プロボクサー引退ですが、現実を受け入れられずに車椅子で練習を続けました。

ただ、現実は厳しく、医師から「左目の手術をしないと破裂する」と告げられて緊急手術を受け、手術後、障害者になったこととボクシングを二度とできないことを告げられたのです。

病院に迎えに来てくれた奥さんに「どうだった?」を聞かれるも、なかなか答えられずに2分間沈黙し、「ラーメンが流行ってるから、ラーメン屋やるわ。手伝ってくれたら好きな車と海外旅行をプレゼントする」と答えました。

ちなみに、その直後に妻から子供（長男）を授かったことを告げられ、関根悟史さんにとって忘れられない日となりました。

ラーメン屋になる気はなかったのに、ラーメン屋になることを決意した関根悟史さんは、ラーメン屋のバイトを始め、野菜を切りながら目が見えないので匂いでスープやタレの出来を覚えることを1週間でマスターすると、お店を借りて1ヶ月間ひたすらスープの研究をします。

この完成した濃厚豚骨ラーメンが評判になり、さらに、「スープが冷えないように」「スープが薄くならないように」との理由で始めた厨房から替え玉を飛ばす『フライング替え玉』がテレビで話題になって、お店のローンを完済し、奥さんに車と海外旅行をプレゼントする約束も果たせました。

このまま順風満帆に行くと思われましたが、左目の状態が悪くなり、やむを得ず、2017年にお店を別の会社に譲渡し、自身も障害者として一般企業に就職することに。

それでも諦めなかった関根悟史は、タネのスープを冷凍保存すると、別の仕事をしながら3年間にわたり手術や治療、リハビリを続け、見事に復活を遂げています。

『らーめん楓神』の場所・営業時間・定休日・人気メニュー

関根悟史さんが経営している『らーめん楓神』の詳細情報は、次のとおりです。

店名	博多長浜らーめん楓神（ふうじん）
住所	埼玉県北足立郡伊奈町栄1-93
電話	–
営業時間	11：00～15：00、18：00～22：00
定休日	水曜日
人気メニュー博多長浜極細面	【らーめん】 850円【ネギ】 950円【チャーシュー】 1,250円【ネギチャーシュー】 1,400円