トランプマンの正体は？白塗りで喋らないマジシャンになった理由
2023年11月6日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、ひょんなことから一切喋ってはいけないキャラクターになったマジシャンのトランプマンさんです。
昭和世代の多くの人が、フジテレビ系列『なるほど！ザ・ワールド』で活躍したトランプマンさんのことをご存知だと思いますが、平成世代の人もTBS系列『オールスター感謝祭・赤坂5丁目ミニマラソン』で走るトランプマンさんの姿を観たことがあるのではないでしょうか?
白塗りメイクをして一切しゃべらないというマジシャンらしからぬ姿で長年活躍し続けています。
そんなトランプマンさんの正体と喋らない理由に迫りました。
トランプマンの正体は星野徹義?
トランプマンさんは、素顔・声の他、ほぼすべての個人情報を非公開としており、それを長年にわたり徹底してきました。
しかし、近年、トランプマンさんの正体が『星野徹義（ほしのてつよし）』というプロマジシャンであることが明らかになっています。
星野徹義さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 星野徹義（ほしのてつよし）
【生年月日】 ※非公表
【出身地】 ※非公表
【職業】 マジシャン、『株式会社東京マジック』の代表
【事務所】 サンミュージックプロダクション
星野徹義さんは、世界的なマジック大会や「奇術の殿堂」と呼ばれる『The Magic Castle（マジックキャッスル）』に出たことがある凄腕マジシャンで、本名の「星野徹義」で複数のマジック本を出版しています。
ちなみに、トランプマンさんは『なるほど！ザ・ワールド』の海外ロケでスタジオ収録を2回休んだことがあり、トランプマン2号が代役を務めたのですが、そのトランプマン2号の正体は、『中島弘幸（なかじまひろゆき）』という男性です。
さらに、最近、『トランプマンX』という白塗りメイクで青色の衣装を着たマジシャンが活動していますが、この男性は同じサンミュージックプロダクションに所属するトランプマンさんの弟子です。
息子ではありません。
トランプマンが白塗りメイクで喋らないキャラクターになった理由
星野徹義さんは、学生時代から趣味でトランプを始め、社会人を経てプロマジシャンになりました。
すると、ある日、フジテレビのプロデューサーをやっていた後輩から相談され、マジックのネタを100本ほど提供します。
これが『なるほど！ザ・ワールド』のプロデューサーだった王東順さんの目に留まって、番組出演のオファーを受けたのです。
この時、王東順さんから「黒魔術師のような衣装」「マスクを付けている」「ジョーカーマンという名前」というキャラクターの説明を受けた星野徹義さんは、この提案を拒否すると、「マスクだけは譲れない」と言われて白塗りメイク姿になりました。
さらに、緊張で言葉が出なくなる瞬間があることに加え、MCの愛川欽也さんと楠田枝里子さんがおしゃべりだったことも影響して、一切喋らないキャラクターになりました。
白塗りメイクも無口も、自分の理想のマジシャン像とはかけ離れていたため、最初の1年間は悩みましたが、結局、1990年6月から7年間にわたり『なるほど！ザ・ワールド』にレギュラー出演することができ、他の番組にも出演して、現在もトランプマンとして活躍しています。
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