佐藤ジョアナ玲子のプロフィール!アメリカでホームレスになり川下り3000km
今日はせっかくメイクしてもらったけれど、遊んでくれる友達もいないので、このまま一人で立ち飲み屋さん行って銭湯入って…。 pic.twitter.com/qp7NRP6ziL
— ジョアナ🛶Joana (@Boloron_Tokyo) July 1, 2023
2023年7月31日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、アメリカに留学中、家賃が払えず家を失い、持っていたカヤックに乗り込み3000km川下りして壮大な冒険をした佐藤ジョアナ玲子(サトウ・ジョアナ・レイコ)さんです。
日本の大学生の中にも、夏休みを利用して長距離自転車旅行やヒッチハイクなどの過酷な旅に挑戦する人は少ないながらもいると思いますが、佐藤ジョアナ玲子さんが挑戦したのはワニも生息しているミシシッピ川を約3000km下る旅でした。
しかも、しっかりゴールし、その後も凄い人生を送っています。
冒険家と言っても過言ではない佐藤ジョアナ玲子さんの素顔に迫ります。
佐藤ジョアナ玲子ってどんな人?
佐藤ジョアナ玲子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 佐藤ジョアナ玲子(さとう・ジョアナ・れいこ)
【生年月日】 1996年
【出身地】 東京都港区
【血液型】 ※非公表
【身長】 ※非公表
【高校】 東京都立工芸高等学校卒業
【最終学歴】 米・ネブラスカ州にある大学を卒業
【職業】 剥製師、冒険作家
佐藤ジョアナ玲子さんは、1996年、日本人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれ、東京都港区で育ちました。
東京都立工芸高校卒業後、生物学を学ぶためにアメリカのネブラスカ州にある大学に進学しますが、自分のミスでホームレスとなってしまい、夏休みの間、ミシシッピ川を約3000km下る旅に出ることに。
その途中で剥製師と出会い、剥製に魅了されて、旅を終えた後は大学に通いながら剥製師のもとで修行しました。
大学から剝製工房まで800km離れていたため、週末に車中泊して行き来し、剥製工房では屋根裏で寝袋を使って寝ていたそうです。
大学卒業後は引っ越したものの、今までの冒険生活で家に住むという気にはならず、インターネットで見つけた4万円のキャンピングカーを購入して剥製工房の裏庭で寝ていたとのこと。
佐藤ジョアナ玲子がミシシッピ川を約3000km下る旅に挑戦した経緯
佐藤ジョアナ玲子さんは小児喘息がひどく、子供の頃は運動を禁じられていましたが、次第に健康的になり、中学生の頃は月一でカヌーを漕ぎ、高校生の時は山岳部に入部して体を動かしていました。
そんな高校生のある日、フィリピン出身の母親が亡くなり、家族離散状態に。
母親は日本人である父親に嫁ぐ前に、出稼ぎでアメリカにいたため、佐藤ジョアナ玲子さんは、「母親が見たアメリカの景色を自分も見てみたい!」と思うと、高校卒業後は生物学を学ぶためにアメリカのネブラスカ州にある大学に進学します。
しかし、しっかりと資金計画していなかったため資金が足りなくなり、粘ったものの大学4年生の夏休み直前で資金が尽きてアパートを退去するしかなかったのです。
それでも、どうしても大学を卒業したい佐藤ジョアナ玲子さんはアメリカに居続けることを決意すると、「夏休みを楽しく安全に過ごしたい!」と思い、ミシシッピ川を約3000km下る旅をすることにしました。
友達からもらったカヌーに浮き代わりのペットボトルを詰め、3000円のテントと約10万円のお金を持ってのスタートです。
ワニがいる川を下り、蚊やアブと格闘して、川岸に張ったテントで生活するという過酷な冒険でしたが、家に泊めてもらったり、釣ったナマズをいただいたりと、多くの人に出会って助けてもらいます。
そして、ミシシッピ川を約3000km下り、3ヶ月かけてメキシコ湾に到着しました。
ちなみに、2022年、佐藤ジョアナ玲子さんはクラウドファンディングで資金を募り、ドイツのドナウ川を4ヶ月かけて2600km下ることに成功しています。
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