フェアリージャパンコーチ志村祥瑚!新体操の知識がない精神科医・マジシャン
2021年10月11日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、新体操の経験と知識がない慶應義塾大学医学部の学生兼マジシャンでしたが、新体操日本代表『フェアリージャパン』のメンタルコーチになり、世界大会で初の金メダル獲得に貢献した志村祥瑚(シムラショウゴ)さんです。
指導者はその教えることについて経験と知識を持っていなければ指導することは難しいでしょう。
それはどんなことにも当てはまりますが、スポーツのナショナルチームのコーチとなれば、選手時代に相当な実績を残していることを求められて当然です。
しかし、志村祥瑚さんは全く新体操について知らない状態でメンタルコーチを引き受け、世界大会金メダルという見事な結果を残しました。
精神科医・マジシャン・フェアリージャパンのコーチ、3つの顔を持つ志村祥瑚さんの素顔に迫ります。
志村祥瑚ってどんな人?
志村祥瑚さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 志村祥瑚(しむらしょうご)
【生年月日】 1991年10月8日
【出身地】 東京都大田区
【趣味・特技】 マジック
【中学・高校】 慶應義塾普通部・慶應義塾高等学校卒業
【最終学歴】 UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学、慶應義塾大学医学部卒業
【職業】 精神科医、マジシャン、一般社団法人日本認知科学研究所代表理事、新体操日本代表『フェアリージャパン』のメンタルコーチ、カヌー日本代表のメンタルコーチ
医者の息子として生まれた志村祥瑚さんは、生まれながらにして医師としての進路が決まっていました。
しかし、医師である父親が趣味にしていた手品に魅了され、10歳からマジックを始めます。
こうして、勉強と手品に没頭すると、中高と慶応義塾に通い、大学は慶應義塾大学医学部合格を果たしたのです。
ところが、大学入学後に手品をし過ぎて留年することに。
「手品で見返してやろう!」と開き直った志村祥瑚さんは、語学留学を口実にUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に1年間留学すると、ハリウッドの『マジックの殿堂』に通ってマジックの修行を積みました。
すると、2012年に『ラスベガスジュニアマジック世界大会』で優勝を果たしたのです。
この直後、なりたいマジシャン、引き返すことはできない医師の選択で迷いましたが、図書館で読んだ精神医学の本で思い込みとマジックに共通点があることを知り、マジックドクターとなることにしました。
現在、志村祥瑚さんは、精神科医をしながら一流のマジシャンとしても活躍中です。
志村祥瑚、『フェアリージャパン』のメンタルコーチになる
精神科医兼マジシャンの志村祥瑚さんは、思い込みを利用したマジックを得意としています。
また、精神科医としては、思い込みを利用して人を良い方向に導くことを得意としています。
新体操日本代表『フェアリージャパン』の山崎浩子強化本部長は、当時、慶應義塾大学医学部の大学生だった志村祥瑚さんの才能に可能性を感じてメンタルコーチを依頼し、2017年に就任が決まりました。
そして、3ヶ月に1回のペースでメンタルトレーニングをした結果、2019年9月にアゼルバイジャン・バクーで開催された『第37回世界新体操選手権』の「種目別ボール」で団体史上初の金メダルを獲得したのです。
ちなみに、この大会で東京オリンピックへの出場権を実力で獲得したフェアリージャパンは、『Tokyo2020』で8位の結果に終わっています。
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