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激レアさん!実力不足でもプロ野球選手になれた清水広貴のプロフィール


野球

2021年4月26日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、実力不足にもかかわらずプロ野球選手を目指し、海外のプロ球団にブチギレられてながらもその夢を実現した清水広貴(シミズヒロタカ)さんです。

子供がなりたい職業の上位に常に位置しているプロ野球選手ですが、実際にプロ野球選手になれるのは1年間に80人くらいしかいません。

高校、大学、社会人で大活躍した一部の選手のみが、プロ球団から指名されてプロ野球選手になれます。

したがって、ほとんどのアマチュア選手はプロ野球選手になるという夢を諦めざるを得ないのです。

しかし、日本でプロ指名されない実力の清水広貴さんは、それでも「プロ野球選手になる!」という夢を諦めず、海外のプロ野球チームに挑戦し続けてその夢を実現しました。

諦めない男・清水広貴さんの素顔に迫ります。

清水広貴ってどんな人?

清水広貴さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 清水広貴(しみずひろたか)

【生年月日】 1978年1月18日

【出身地】 神奈川県横浜市

【血液型】 ※非公表

【身長】 178cm

【体重】 72kg

【趣味・特技】 野球

【高校】 神奈川県立光陵高等学校卒業

【最終学歴】 横浜国立大学卒業

【職業】 鍼灸マッサージ師

神奈川県横浜市生まれの清水広貴さんは、小学4年生の時に友達に誘われて野球を始めました。

中学でも野球部に所属し、高校は地元で一番の進学校である神奈川県立光陵高校に進学して柔道部に所属しましたが、受け身が痛くて野球部に転部します。

しかし、高校最後の夏の神奈川大会であっさり2回戦負けしてしまったのです。

この時、清水広貴さんは本気で野球をやってこなかったことを後悔し、「プロ野球選手になる!」と決意しました。

高校時代は野球で勉強が疎かになっていたこともあり、一浪を経て横浜国立大に進学すると、プロから注目されている北川智規さん(元オリックス)が同期にいて、よりプロを意識するようになります。

ジムに毎日通ってウエイトトレーニングした結果、パワーアップに成功し、2年秋には4番を任される存在になりましたが、それ以降の成績は低迷しました。

そんな時、台湾プロ野球に挑戦する日本人選手のドキュメント番組をテレビで観て、自分も台湾プロ野球に挑戦することにしたのです。

台北、台中、台南、高雄と台湾中のチームを回りましたが、当然答えはノーで、帰国してしばらくしてから台湾の全球団に手紙を出したところ、それがきっかけで台湾プロ野球リーグ『中信鯨』の2軍に練習生として入団することができました。

練習生といっても無給の雑用です。

それでもまじめに練習した結果、監督からチャンスをもらえ、教育リーグ15試合で首位打者と盗塁王になりましたが、選手全員から「練習をしてもよい」という署名を集めたことがバレて解雇されました。

その後、帰国して相模原クラブに所属しましたが、どうしてもプロ野球選手になるという夢を実現させたくて、海外挑戦を続けます。

アメリカ独立リーグのトライアウトは、不合格になるし飛行機が墜落しそうになるわで散々な思いをし、オーストラリアのサマーリーグでは、主力選手が打席に立っている際にホームスティールをしてブチギレされました。

こうした苦労を経た25歳の時、CBL(カナディアン・ベースボール・リーグ)のトライアウトで活躍し、スプリングトレーニング参加を認められましたが、球団の手違いで航空券が届かず、その間に似ている別の日本人がスプリングトレーニングに参加してしまったのです。

プロ野球選手まであと一歩のところで道を断たれた清水広貴さんは、スプリングトレーニングの様子をスタンド観戦していましたが、どうしても諦めきれずにフェンスを乗り越え、ダイヤモンドを一周して俊足をアピールします。

すると、その俊足がチーム関係者の目に留まり、カナディアンベースボールリーグ『サスカトゥーンレジェンズ』を紹介され、トライアウトに合格してプロ野球選手になれました。

高校3年生の時に「プロ野球選手になる!」という夢を抱き、7年越しの夢実現です。

残念ながら、月給12万円で、しかも、収支が悪化して2ヶ月間しかありませんでした。

仕方なく、再び豪州サマーリーグ『サーファーズパラダイス』に所属した清水広貴さんは、その後、中国プロ野球リーグ『四川ドラゴンズ』に所属することができ、同リーグ初の日本人野手となった27歳で引退しています。

この後、コーチを経て、鍼灸・マッサージの専門学校に通い、現在は鍼灸マッサージ師として活躍中です。

清水広貴の野球歴

清水広貴さんが今までに所属した野球チームは、次のとおりです。

  1. 横浜市の公立小学校の野球チーム
  2. 横浜市の公立中学校の野球部
  3. 神奈川県立光陵高校の野球部
  4. 横浜国立大学硬式野球部
  5. 台湾プロ野球リーグ『中信鯨』の2軍 練習生
  6. 神奈川県野球連盟『相模原クラブ』
  7. 豪州サマーリーグ『サーファーズパラダイス』
  8. カナディアンベースボールリーグ『サスカトゥーンレジェンズ』 プロ契約
  9. 豪州サマーリーグ『サーファーズパラダイス』
  10. 中国プロ野球リーグ『四川ドラゴンズ』 プロ契約・同リーグ日本人初
  11. 横浜国立大学硬式野球部 コーチ

清水広貴さんは諦めなかった結果、短期間ですが、プロ野球選手の夢を実現しました。


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