『やよいの青色申告』で事業用口座から生活費を引き出した場合の入力
2019年08月15日税金・確定申告
『やよいの青色申告』で、事業用口座から生活費を引き出した場合の入力方法を説明します。
税務処理において、事業資金とプライベートなお金は、しっかり区別しなければなりません。
個人事業主の場合、事業で稼いだお金を銀行口座から引き出し、生活費などに充てることが普通ですが、その際は必ず記帳が必要です。
(1)仕訳日記帳
「ナビゲーション画面」の「取引」にある「仕訳日記帳」をクリックしてください。
「ナビゲーション画面」が表示されていない時は、ウィンドウ右上にある小さな「ナビゲーションボタン」をクリックすると「ナビゲーション画面」になります。
(2)事業用口座から生活費等を引き出した場合の記帳
例えば、7月15日に、事業用口座(楽天銀行)から生活費として15万円引き出したとします。
(1)日付
「日付」に、事業用口座からお金を引き出した日を入力します。通販で私物を購入した場合は、その購入日(支払日)を入力してください。
「日付」に、事業用口座からお金を引き出した日を入力します。通販で私物を購入した場合は、その購入日(支払日)を入力してください。
(2)借方勘定科目
「借方勘定科目」で、「事業主貸」を選択します。
「借方勘定科目」で、「事業主貸」を選択します。
(3)借方金額
「借方金額」に、事業用口座から引き出した金額を入力します。(例:15万円)
「借方金額」に、事業用口座から引き出した金額を入力します。(例:15万円)
(4)貸方勘定科目・貸方補助科目
「貸方勘定科目」で「普通預金」を選択し、「貸方補助科目」で「金融機関名」を選択します。例だと、楽天銀行です。金融機関を選べない場合は、「ナビゲーション画面」 » 「導入」 » 「得意先銀行等の設定」の順に進み、「預貯金情報の設定」で銀行を登録してください。
「貸方勘定科目」で「普通預金」を選択し、「貸方補助科目」で「金融機関名」を選択します。例だと、楽天銀行です。金融機関を選べない場合は、「ナビゲーション画面」 » 「導入」 » 「得意先銀行等の設定」の順に進み、「預貯金情報の設定」で銀行を登録してください。
(5)貸方金額
「貸方金額」は、「借方金額」を入力すると自動で記帳されるので、何もする必要はありません。
「貸方金額」は、「借方金額」を入力すると自動で記帳されるので、何もする必要はありません。
(6)摘要
「摘要」に、「事業資金の引き出し」と入力します。
「摘要」に、「事業資金の引き出し」と入力します。
入力は簡単なので、慣れれば1分以内で完了するでしょう。
(3)預金出納帳をチェック
事業用口座からプライベート資金を引き出し、そのことを『やよいの青色申告』に記帳した場合は、最後に「預金出納帳」を確認しましょう。
銀行口座と預金出納帳の残高に狂いが生じると、間違い探しに苦労します。
こまめなチェックが、後々の面倒な作業を軽減させることは間違いありません。
【NEXT】 『やよいの青色申告』で事業用口座に入金した場合の入力
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