高山善廣 現在の病状は?ドンフライも応援・お見舞い
プロレスファンにはお馴染みの存在だった高山善廣さんですが、それ以外の人には全く知られていませんでした。
しかし、2000年前半に日本で格闘技ブームが起こったことでチャンスが訪れます。
2002年6月23日の『PRIDE.21』で「ドン・フライ対マーク・コールマン」の試合が予定されていましたが、マーク・コールマン選手の負傷欠場により対戦できなくなり、代わりにプロレスラーの高山善廣さんがドンフライ選手と対戦することになったのです。
新日本プロレスのリングにも上がっているドンフライ選手とプロレスラーの高山善廣さんの試合ということで、プロレスに近い試合になるかと思われましたが、予想を裏切り、開始早々からお互い左手で相手の後頭部を掴み合ってノーガードで右手で殴り合う展開となりました。
両者流血し、1ラウンド6分10秒でレフリーストップされ、ドンフライ選手の勝利となると共に、伝説の試合となっています。
しかし、この熱い試合を見せてくれた高山善廣さんは、現在、大怪我をしてベッドの上での生活を余儀なくされている状態です。
高山善廣さんの素顔や病状に迫ります。
高山善廣ってどんな人?
高山善廣さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 高山善廣(たかやまよしひろ)
【生年月日】 1966年9月19日
【出身地】 東京都墨田区
【血液型】 O型
【身長】 196cm
【体重】 125kg
【趣味】 玩具、フィギュア
【特技】 プロレス、ラグビー、アメリカンフットボール
【高校】 東海大学付属相模高等学校卒業
【最終学歴】 東海大学文学部文明学科卒業
【職業】 プロレスラー
高山善廣さんは、196cmの巨体を活かし、高校時代にラグビー、大学時代にアメフトをしていましたが、大好きなプロレスラーになるために大学を休学してUWFの入団テストを受け、合格します。
しかし、ラグビーで負った怪我が再発し、約1ヶ月で逃げ出しました。
大学卒業後は、サラリーマンになりましたが、どうしてもプロレスラーになる夢を諦めきれません。
そんな時、UWFの先輩である宮戸優光さんに誘われ、『UWFインターナショナル』に再入門し、プロレスラー人生をスタートさせました。
その後、『全日本プロレス』や『プロレスリング・ノア』に所属したり、フリーランスとして『PRIDE』や『新日本プロレス』など複数の団体のリングに上がり、ヒール(悪役)プロレスラーとして活躍します。
そして、2002年6月23日のドンフライ戦で、伝説の殴り合いを展開し、格闘家ファン以外にも知られる存在となりました。
高山善廣 病状は頸髄損傷で深刻!過酷闘病生活
プロレスは、観客を魅了するために危険な技を繰り出すことが多く、相手も避けるのではなく受けなければならないので、双方に危険が及びます。
今までに、多くのプロレスラーが大きな怪我を負い、また、命を落としてきました。
高山善廣さんも、2004年8月8日の『新日本G1 CLIMAX』佐々木健介戦後に、脳梗塞になりましたが、手術や食生活の改善、リハビリで病気を克服し、完全復活を遂げています。
しかし、2017年5月4日の『DDTプロレスリング 豊中大会』で、ヤス・ウラノ選手に「前方回転エビ固め」をかけた際、前転の途中に頭を強打し、動けなくなってしまったのです。
病院に緊急搬送され、翌日5月5日に「頸髄損傷および変形性頚椎症」と診断され、5月8日に手術を受けましたが、その6日後には一時心肺停止で危険な状態となりました。
何とか命は助かったものの、首から下は全く動かない病状で、医師からは「頸髄完全損傷で回復の見込みなし」と診断されることに。
2018年9月2日放送のフジテレビ系列『ジャンクスポーツ』で、妻・奈津子さんに支えられた高山善廣さんの闘病生活の様子が放送され、運ばれてリングを降りたことを悔い、「最後のリングはちゃんと自分の足で降りたいです」と語りました。
そのために、今でもリハビリを続け、肩まで動くように病状は回復しています。
その目標が叶うと良いですね。
高山善廣さんを見舞い応援するプロレスラーや格闘家も多く、かつて殴り合いの試合をしたドンフライ選手も病院を訪れてお見舞いしています。
https://t.co/ICE4dp66he https://t.co/ICE4dp66he
— Yoshihiro Takayama (@Takayamado) 2019年2月19日
トップロープを跨いでリングインする豪快な高山善廣さんの姿が忘れられません。
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