SMAP不仲いつから？解散に至った原因究明
国民的アイドルでありスターのSMAPが、年内いっぱいで解散すると2016年8月14日に発表されました。
1月に解散報道が出て、1月18日の「スマスマ」で生放送謝罪して落ち着いた後も、事務所とSMAPメンバーとの契約が9月までということで、それまでに何かあるのではないかと噂されていましたが、結局は解散となった次第です。
個人的にも「夢がMORI MORI」の時代から見ており、SMAPに対しては好意的なイメージしかないので残念で仕方ありません。
気になるのは解散の理由で、SMAPの不仲が取り沙汰されており、それはテレビで見ても明らかです。
まず、1月18日のスマスマのオープニングでされた生謝罪で、中央で勝ち誇ったように謝る木村拓哉さんに対し、他の4人は落ち込み目は虚ろで、無理やり謝らされている感じが見て取れました。
後からされた報道では、副社長のメリー喜多川さんとその娘で次期社長の藤島ジュリー景子さんが現場を訪れ、ニラミを利かせていたそうです。
また、白いネクタイの木村拓哉さんに対し、他の4人は黒のネクタイをしており、謝罪の場の衣裳はしっかり考えられているはずなので、「勝利の白」「敗北の黒」を暗示しているとも見られています。
元マネージャーのI女史の退社とこの謝罪によって一度は落ち着いたのですが、その後もスマスマは特別版で木村拓哉さんと他の4人が一緒にならない放送をしたり、通常版でビストロスマップが放送されても、木村拓哉さんと香取慎吾さんの間が異様に空いていたり、目を合せない、編集では隠し切れないピリピリした感じがた伝わるようになりました。
SMAPの不仲が視聴者にも感じられるようになったとき、突然、オリンピック中にもかかわらず解散発表されたわけですが、2014年4月8日に放送された「SMAP×SMAP SMAPはじめての5人旅スペシャル」では仲が良い姿が映し出されていただけに、この間に何があったのかをまとめたいと思います。
ジャニーズ事務所内の派閥と後継者問題
元SMAPの敏腕マネージャーであるI女史。元々は事務員でしたが、売れないSMAPのマネージャーに名乗りを上げ、国民的なスターにのし上げました。
その功績を認められ、ジャニー喜多川社長がジャニーズ事務所内にスマップが所属する「ジェイ・ドリーム」という新しい子会社を立ち上げ、I女史が取締に就任。
一方、メリー喜多川副社長の娘である藤島ジュリー景子氏は、嵐が所属する「ジェイ・ストーム」という子会社の代表取締役社長になりました。
このことによってジャニーズ事務所内に派閥が生まれたわけです。
それでもうまく回っていたのですが、メリー喜多川氏が週刊文春のインタビューを受けた時に派閥問題と後継者問題について聞かれ、娘かわいさに激怒してその場にI女史を呼びつけて、「対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい」と発言したことがSMAP不仲、そして、解散の原因になっています。
SMAP独立失敗は裏切り?
実質的なジャニーズ事務所のトップであるメリー喜多川氏からSMAPを連れての退所を宣告されたI女史は、当然、スマップの独立を計画し、メンバーに相談しました。
そして、5人全員が独立の意思表示をし、I女史も独立に向けて引受先の所属事務所を探していたのですが、突然、木村拓哉さんがジャニーズ事務所に残ると言い出し、中居正広さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの4人は受け入れ先もなく見動きが取れなくなってしまったのです。
結局、I女史がジャニーズ事務所を退所し、SMAPはスマスマで生謝罪することで独立や解散はなくなったのですが、4人の木村拓哉さんに対する憎悪はどうにもなりませんでした。
特に、I女史を慕っていた香取慎吾さんの恨みは強く、かつては木村さんからもらったハーレー・ダビッドソンの財布を修理しながらずっと使っていると話していましたが、今はビストロスマップでニラミつける姿が確認できます。
実際にどうなのかはわかりませんが、ただ間違いないのは、1対4でSMAP不仲が続いていることだけは間違いありません。
キムタク人気急降下と情報戦
木村拓哉さんと言えば男女から人気で、ドラマも高視聴率を連発していました。
しかし、SMAP解散が明るみになってからは、世間的には中居正広さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの4人とI女史を裏切ったイメージが強く、ネットでは批判的な意見をされたり、ユダタクと呼ばれる状態になっています。
ちなみに、ユダとはイエス・キリストの弟子で、裏切ってイエスの居場所を教えた者の名前ですが、少し前まで大人気だったのに、あっという間にここまで人々の気持ちが変わることに驚きました。
そして、解散発表時にハワイで家族旅行していた木村拓哉さんは、帰国時に「自分自身は全然変わっていない」と発言し、翌日に帰国した妻の工藤静香さんも「みなさんの想像とは違うと思います」と夫を擁護しましたが、ジャニーズ事務所による戦略との情報も出ている状態です。
兎にも角にも、木村拓哉さん人気が急降下しており、来年1月に放送されるTBS系列「日曜劇場」の視聴率次第ではひとつの時代が終わりを告げるでしょう。
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