大谷直子の現在!癌(悪性リンパ腫)克服、詐欺被害の壮絶人生
大谷直子さんは、高校在学中に映画デビューを果たすと、その勢いのまま人気女優となり、年を取ってからも名演技で、数々のドラマ・映画に出演しました。
40代以上であれば、多くの人が知っている名女優です。
しかし、ある時から10年間、芸能活動を休止せざるを得なくなります。
その原因が、血液の癌である悪性リンパ腫と詐欺被害でした。
壮絶な人生を歩み、見事に復活を遂げた大谷直子さんの素顔に迫ります。
大谷直子ってどんな人?
大谷直子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【芸名】 大谷直子(おおたになおこ)
【生年月日】 1950年4月3日
【出身地】 東京都足立区
【血液型】 A型
【身長】 154cm
【趣味・特技】 韓国語
【高校】 東京都立赤羽商業高等学校卒業
【事務所】 フロムファーストプロダクション
大谷直子さんは、高校生だった1968年に、知人が勝手に応募した『肉弾』という映画のオーディションで、300人の中から見事に選ばれ、芸能界デビューを飾りました。
そして、この『肉弾』での演技力が評価されると、翌1969年にはNHK連続テレビ小説『信子とおばあちゃん』のヒロインに大抜擢され、国民的女優となります。
その後は、主に脇役として数々の作品に出演し、ドラマ・映画に欠かせない存在となったのです。
プライベートでは、2度の結婚、2度の離婚を経験し、子供3人を成人させ、孫がいるおばあちゃんでもあります。
大谷直子 癌、詐欺被害、そして余命3ヶ月からの復活
順風満帆な女優生活を過ごしていた大谷直子さんですが、2007年秋、57歳の時、ドラマのロケで長野県へ行き、そこで飲んだビールが不味く感じました。
その2、3ヶ月後、背中が痛くて病院に行くと、背骨の圧迫骨折であることが判明し、さらに、医師から「今すぐ精密検査を受けるように」と告げられます。
医師の指示通りに、大学病院で精密検査を受けると、そのまま入院させられ、病理検査の結果、血液の癌である悪性リンパ腫であることが判明したのです。
背骨の圧迫骨折は、癌が骨に転移したことが原因であり、さらに腫瘍が圧迫し内臓もかなりのダメージを受けていました。
命に関わる深刻な状態で、子供たちには「ステージ4で余命3ヶ月」が告知され、大谷直子さんも自分の置かれている状況を理解し、闘病生活をスタートさせます。
悪性リンパ腫なので、抗がん剤と癌細胞を攻撃する抗体を点滴する治療を受け、抗がん剤の副作用で、一時は体重が10kg減の33kgにまで減りましたが、4人部屋での入院、通院を経て、半年後に癌を克服しました。
しかし、不運はそれだけではなかったのです。
退院後、抗がん剤の副作用で意識が朦朧としている時に、懇意にしていた写経の講師に400万円の詐欺被害に遭います。
これについては、弁護士に頼まず、自分で勉強して裁判で勝訴し、全額取り戻しました。
そして、4年間のゆったりとした生活で体力を回復し、2012年に公開された映画『希望の国』で、女優復帰を果たしています。
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