激レアさん!赤坂裕美子 ボクシング素人で畠山昌人を日本チャンピオンに
2019年6月3日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、ボクシング経験がない元OLでありながら、素人の畠山昌人さんを北海道ジム初の日本チャンピオンに育て上げた名トレーナー・赤坂裕美子(アカサカユミコ)さんです。
どんな分野でも経験がなければ教えることは難しく、ましてやプロの世界であるならば、経験なき者が教えることは不可能でしょう。
しかし、赤坂裕美子さんはボクシング素人であるにもかかわらず、トレーナーとして畠山昌人さんを日本チャンピオンにしました。
不可能を可能にした赤坂裕美子さんの素顔に迫ります。
赤坂裕美子ってどんな人?
赤坂裕美子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 赤坂裕美子(あかさかゆみこ)
【年齢】 46歳(2018年9月時点)
【出身地】 北海道札幌市
【職業】 『協栄札幌赤坂ボクシングジム』のマネージャー
赤坂裕美子さんは、ボクシング元日本ミドル級チャンピオン・赤坂佳昭さんの長女です。
父・佳昭さんは、ボクシングを引退すると、北海道札幌に移住し、1986年に『協栄札幌赤坂ボクシングジム』をオープンしました。
ただし、北海道ジム所属で日本チャンピオンになったボクサーはおらず、「ボクシング不毛の地」と呼ばれる厳しい環境です。
それでも、「北海道からチャンピオンを出す」という目標を掲げました。
一方、赤坂裕美子さんは、父親がプロボクサーをやめてから生まれたこともあり、ボクシングには一切興味はなく、高校卒業後はOLとして就職します。
しかし、赤坂裕美子さんが20代半ばの時、父・佳昭さんが脳梗塞で倒れることに。
幸い父親の命は助かりましたが、ボクシングの指導とジムの運営はできなくなってしまいました。
この時、「OLを辞めるチャンス!」と思った赤坂裕美子さんは仕事を辞めると、ボクシングジムを引き継いだのです。
最初は怠惰な生活をしていた赤坂裕美子さんですが、ボクシングの練習生を見ている内に、洞察力が養われて善し悪しが分かるようになります。
そんな時、毎日真面目に練習に来る高校生の畠山昌人(はたけやままさと)さんが入ってきたことで、ボクシングの指導をする決意をし、会場に足を運んで実際に試合を観たり、ビデオで試合を観て研究したり、シャドーボクシングなど実際に体を動かして確認することを続けました。
赤坂裕美子さんのハマりやすい性格もあり、ボクシングの指導力がどんどん上昇していきます。
そして、二人三脚で頑張った結果、指導を始めて7年後の2002年、畠山昌人さんが日本ライトフライ級チャンピオンとなったのです。
畠山昌人さんは「北海道ジム初のボクシング日本チャンピオン」で、赤坂裕美子さんは「ボクシング日本王者を育てた初の女性トレーナー」という偉業を成し遂げました。
畠山昌人さんは、その後、4度の防衛に成功しましたが、2006年に網膜剥離で引退し、現在は『北海道畠山ボクシングジム』を運営しています。
赤坂裕美子さんは、現在も『協栄札幌赤坂ボクシングジム』のマネージャーとして活躍中です。
『協栄札幌赤坂ボクシングジム』の場所・練習時間・入会金・月謝
赤坂裕美子さんがマネジャーを務める『協栄札幌赤坂ボクシングジム』の詳細情報は、次のとおりです。
ジム名 | 協栄札幌赤坂ボクシングジム |
---|---|
住所 | 北海道札幌市豊平区西岡4条6丁目9-22 |
電話 | 011-851-5417 |
練習時間 | 16:30~21:00 ※この内、1時間~2時間ほど |
見学時間 | 17:30~20:30 |
定休日 | 日曜、祝日、他 |
入会金 | 1万5000円 |
月謝 | 【高校生以上】 1万円 【小・中学生】 8,000円 【週1回】 5,000円 |
プロボクサー志望の方はもちろん、一般、学生、女性、シニア、ダイエット目的、キッズ・ジュニアと、さまざまな方に対応しています。
1日体験コースや見学も行っているので、興味のある方は、利用してください。
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