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激レアさん!山本宏昭 バス好きで路線バス・銀河鉄道を設立


銀河鉄道

2019年2月25日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、子供の頃からバスが大好きで、大人になって路線バスなどを運営する『銀河鉄道株式会社』を設立した山本宏昭(ヤマモトヒロアキ)さんです。

誰でも子供の頃に将来なりたい夢を思い浮かべますが、「成長して夢が変わった」「ハードルが高すぎる」などの理由により、ほとんどの人はその夢を諦め、他の進路を考えます。

その夢を諦め、他の目標を見つけることも成長のひとつでしょう。

しかし、山本宏昭さんは、「バスの運転士になりたい!」という子供の頃からの夢を実現させるため、バス会社まで設立してしまったのです。

世界一のバス好きで、バス一筋の人生送る山本宏昭さんの素顔に迫ります。

山本宏昭 ってどんな人?

山本宏昭 さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 山本宏昭 (やまもとひろあき)

【生年月日】 1963年7月20日

【出身地】 東京都東村山市

【趣味】 バス、剣道

【中学・高校】 明治学院中学校・明治学院東村山高等学校卒業

【最終学歴】 明治学院大学二部(夜間)卒業

【事務所】 『銀河鉄道株式会社』の代表取締役

東京都東村山市で酒屋を営む家に生まれた山本宏昭さんは、ちょうど酒屋の前に路線バスの停留所があったこともあり、2歳の頃からバスに興味を示すようになりました。

お店の前に陣取り、一日中バスを眺めては絵を描いていたこともあります。

また、母親とバスに乗って買い物に行く際は、運転席の近くの席に座って運転の仕方を覚え、家に帰ってからもバスを運転するシミュレーションをしていました。

こうして、路線バスの運転士になることを夢見るようになったのです。

小学校の遠足の際も、校庭に停車しているバスを眺め、乗車中は運転操作をチェックし、自由時間は運転士を質問攻めにしていました。

それでも、成長するにつれてバス好きを公言することを恥ずかしく思うようになり、小学5年生から剣道に励みます。

そして、中学・高校・大学と剣道に没頭しましたが、心の中でバス好きの炎は燃え続け、18歳で自動車運転免許し、21歳で大型二種運転免許を取得しました。

簡単には受からない大型二種運転免許を、教習所に通わず試験で一発合格できたのは、才能と子供の頃からバスの運転操作を見てシミュレーションしてきた賜物でしょう。

そして、大学1年生の時、剣道部の監督が富士急行株式会社の堀内光男会長の弟と戦友だと知った山本宏昭さんは、「一度でいいから、アルバイトでバスを運転させて欲しい」と頼んだのです。

その結果、運転はできませんでしたが、夏休みに富士急行バスでお客さんの世話係として乗車することができ、その後も多摩日野自動車で車両陸送のアルバイトをしました。

しかし、現実は厳しく、大卒のバス運転士を雇ってくれる路線バス会社はありません。

大学卒業後は、父親の勧めもあり、実家の酒屋を手伝っていましたが、バス愛は冷めることなく、節約や株でお金を貯め、23歳の時に中古バスを購入します。

バスを購入する個人は珍しく、白バスとなって違法営業すると疑われ、なかなかナンバープレートを取得できませんでしたが、何度も陸運局に足を運んで説得し、ナンバープレートを取得しました。

そんな時、大きな法改正が行われたのです。

それまで、バス会社を設立するには、「バス20~30台」など厳しい条件があったのですが、小泉純一郎元首相の時に規制緩和され、「中古を含めて5台」でバス会社を興せることになりました。

チャンスと思った山本宏昭さんは、廃車寸前の車両を修理してなんとか5台を確保し、1999年に『銀河鉄道株式会社』を設立します。

最初は、「斎場までの特定バス」「特定のお客様の観光バス」を柱に事業を開始しましたが、不況の煽りを受けて行き詰まりました。

そこで、東村山市の住民の足となるコミュニティバスを考え、市長に直談判し、大手を含む7社が競合したコンペに勝ちますが、2006年の法改正で、貸し切りバス事業の許可でコミュニティバスの運営ができなくなります。

ピンチに陥った『銀河鉄道』でしたが、山本宏昭さんは勝負を仕掛け、バスの所有台数16台、社員20人にし、路線バス業界に参入したのです。

バスが好きで、路線バスの運転士になりたいのになれなかった男が、子供の頃からの夢を叶えました。

山本宏昭さんは、現在も運転士として大好きなバスを運転しています。

『銀河鉄道株式会社』の運賃・路線

山本宏昭さんが経営している『銀河鉄道株式会社』の詳細情報は、次のとおりです。

会社名銀河鉄道株式会社(太陽系地球営業所)
住所東京都東村山市久米川町3-22-1
電話042-398-0006
運賃【大人】 170円均一
【小人】 90円均一
※現金・回数券のみ
※Pasmo、Suicaは使えません
路線小平駅~小平団地西~中央大学付属中学高等学校~学芸大学~国分寺駅

会社名の『銀河鉄道』は、設立年の1999年からアニメの『銀河鉄道999』を連想し、それに由来しています。

お年寄りや雨の中自転車で通う学生のことも考え、赤字覚悟でやっているので、運賃も格安です。

代表取締役ですが、今でも山本宏昭さんは運転しているので、タイミングが合えば山本宏昭さんが運転するバスに乗れるでしょう。


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