激レアさん!赤尾壽允園長 飲んで廃園寸前の羽村市動物公園を救う
2019年2月18日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、飲みニケーションだけで1億円の赤字を抱えた廃園寸前の羽村市動物公園を救った赤尾壽允(アカオヒサノブ)園長です。
「飲みニケーション」とは、「お酒を飲む(飲み)」と「コミュニケーション」の合成語であり、居酒屋や酒場でお酒を飲みながらコミュニケーションを取ることで、お互いの距離を近くする目的で行われています。
若者の中には、参加したがらない人が多くなり、強制参加でパワハラ問題にもなっている状況です。
しかし、お酒が大好きな赤尾園長は、積極的に飲みニケーションに参加し、見事、経営難の動物園を復活させました。
こんな動物園の園長は、他にはいません。
赤尾園長ってどんな人?
赤尾園長のプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 赤尾壽允(あかおひさのぶ)
【生年月日】 1942年
【出身地】 東京都
【高校】 東京教育大学付属駒場高等学校卒業
【最終学歴】 筑波大学卒業
【前職】 住宅販売会社のサラリーマン
【現職】 『羽村市動物公園』の園長
動物園の園長になるには、飼育員や獣医として動物園で働いて実績を認められるか、役人でなければなりません。
しかし、ゲストの赤尾園長は、住宅販売会社の営業マンとしてバリバリ働いてきた昭和のサラリーマンで、動物園で働いた経験はありませんでした。
そんな赤尾園長が就いたのが、いつ閉鎖されてもおかしくない赤字動物園の園長の職です。
住宅販売会社を定年退職し、そのまま顧問として働いていた2002年、60歳の時、たまたま新聞で『羽村市動物公園』の園長を公募していることを知り、「動物が好き」「子供を連れてきた思い出の動物園」「ボロボロでサービス精神に欠けている」「自分が園長となって何とかしたい」との理由で応募しました。
妻にだけ応募することを伝え、子供にも会社にも内緒でしたが、見事48倍の難関を突破して園長となっています。
本当は断るつもりでしたが、市長から「この後、園長就任の記者会見を行う」と告げられ、急遽、会社に電話して退職しました。
そして、営業成績全国NO.1になったノウハウを生かし、「従業員の意識改革」「動物とのふれあい」などをして行きましたが、その中でも特に力を入れたのが飲み二ケーションです。
元々酒好きということもあり、どんどん人脈を増やし、全国から無償で動物を集めることができ、さらに、動物のエサになるクズ野菜をもらうことで年間300万円の経費削減にもつながりました。
さらに、動物とは関係ないイベントを開催し、これが意外にウケ、多くのお客さんが来るようになります。
動物に関して素人の赤尾園長でしたが、「飲みニケーションによる人脈」と「イベント開催」「猿の池を牛乳風呂にしてエサを入れる」「東京都から1億円の予算ゲット」で、客数が半減した閉園寸前の『羽村市動物公園』を年間来場者5万人プラス、黒字経営に復活させました。
『羽村市動物公園』の場所・営業時間・休園日・料金
赤尾壽允さんが復活させた『羽村市動物公園』の詳細情報は、次のとおりです。
名称 | 羽村市動物公園 |
---|---|
住所 | 東京都羽村市羽4122番地 |
電話 | 042-579-4041 |
営業時間 | 【3月~10月】 9:00~16:30 ※最終入園時間 16:00 【11月~2月】 9:00~16:00 ※最終入園時間 15:30 【早朝開園】 6:00~8:00 ※無料ですが動物エリアには入れません |
休園日 | 毎週月曜日、12月29日~1月1日 ※月曜日が国民の休日の場合は開園します |
料金 | 【4歳未満】 無料 【4歳~15歳未満(中学生まで)】 50円 【15歳~65歳未満】 300円 【65歳~75歳未満】 100円 【75歳以上】 無料 【ファミリーパスポート(家族6人1年間)】 2,500円 |
料金も安いので、お近くにお住まいの方は、久しぶりに『羽村市動物公園』に行ってみると良いでしょう。
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