激レアさん！パンダおばさんの正体・本名・年齢・職業は？
熊澤直子(忍者ぶきみ丸)
別名・パンダおばさん。
忍者の末裔として修行を続けるなかで、亡き祖母の遺言を受け、2010年よりパンダの姿に扮装し、手製の手裏剣を配り歩き観光誘致を図っている。『アウトサイドで生きている』https://t.co/jjcI02PQNi pic.twitter.com/sqgMhDGL0r
— 櫛野展正@「アウトサイド・ジャパン」発売中 (@kushinon) 2017年7月24日
2019年1月21日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、高知県で「パンダおばさん」という『ゆるキャラ』をしている熊澤直子（クマザワナオコ）さんです。
「地域おこし」「商品PR」「企業PR」などを目的として誕生したゆるキャラは、今や全国各地に存在しています。
熊本県公認の『くまモン』や千葉県公認の『チーバくん』がいれば、千葉県船橋市非公認の『ふなっしー』や茨城県非公認の『ねば～る君』もおり、「これ、ゆるキャラか?」と思うようなシュールなゆるキャラも珍しくありません。
パンダおばさんも、このシュールなゆるキャラに属しているでしょう。
ただし、全国的にはあまり知られていないものの、高知県では知らぬ者はいない超有名ゆるキャラです。
正体・本名・年齢・職業など、謎多きパンダおばさんの素顔に迫ります。
パンダおばさんってどんな人?
パンダおばさんのプロフィールは、次のとおりです。
【ゆるキャラ名】 パンダおばさん ※本名：熊澤直子（くまざわなおこ）
【生年月日】 1958年
【出身地】 高知県高知市帯屋町
【特技】 折り紙の手裏剣作り
【職業】 パート
パンダおばさんの本名は、「熊澤直子・熊澤名尾子（くまざわなおこ）」と言い、年齢は、『激レアさん』出演時の2019年1月時点で、59歳か60歳です。
着ぐるみは当然として、ゆるキャラでも、その正体を明かすことはタブーとされていますが、パンダおばさんは、人前でも普通に素顔を晒していますし、テレビや雑誌、ネットニュースなどでも取り上げられているので、ある程度の個人情報が明らかになっています。
そんなパンダおばさんの職業はパートです。
その収入を使って折り紙の手裏剣を配っており、10万個配ることを目標にしています。
パンダおばさん誕生秘話
パンダおばさんこと熊澤直子さんは、高知県で育ち、共働きだった両親の代わりに、父方の祖母に厳しく育てられました。
その後、母親を早くに亡くしたことにより、一層、祖母への愛情は強くなります。
そして、熊澤直子さんが18歳の時、「うち先祖は徳川家に仕える忍びの者だ」と告げられ、5巻の巻物（小栗流事目録口傳）を渡されると、「受け継ぎなさい」と言われたのです。
仕方なく忍術書を受け継ぐと、20歳の時、祖母に、「知り合いの忍者一族が、後継者がおらず困っているから、弟子入りに行くように」と告げられます。
その弟子入り先が、一子相伝の忍術を伝承する忍者の末裔・草風先生で、自転車で30分の距離を週4で通い、想像とは違う修行を積んで、忍者になりました。
ただし、この時を最後に、25年間、忍術を使わなかったのです。
26歳の時にお見合い結婚しましたが、3年ほどで離婚して実家に戻ると、妹3人は県外に嫁ぎ、父親と祖母との3人生活となりました。
子供はいません。
販売などの職を転々としていた熊澤直子さんですが、「50歳の時、97歳の祖母が、”町を前のように賑やかにしてほしい”と言ったこと」「40歳を過ぎて新しい仕事を見つけることが難しくなったこと」「勤め先の倒産を何度か経験したこと」「高知県の県民所得が全国最下位であること」などの問題を真剣に考え、高知県に人を呼ぶ方法を考えるようになります。
どうするか迷っている熊澤直子さんに対し、祖母が「忍者を応用せい！」と言ったことで、県庁の観光課に行って、「忍術書5巻で観光客呼べませんか?」と相談しますが、全く相手にされません。
自分の案を却下するのに、何もしない県庁に見切りをつけた熊澤直子さんは、忍者の格好をして街中を歩き回ったり、手裏剣を配ったりしました。
その結果、子供たちは怖がり、大人に不審者扱いされ、警察に何度も職務質問されて、いつしか警察に「忍者ぶきみ丸」と呼ばれるようになります。
そこで、顔は日本人が大好きなパンダにすることにし、ゆるキャラ・パンダおばさんが誕生したのです。
祖母はパンダおばさんの活動を喜び、父親も「むちゃはするなよ」とだけ言って見守ってくれました。
すると、女子中高生から「パンダおばさんに会うと幸せになれる」との都市伝説が広まり、それがきっかけで、高知県では知らない人がいないゆるキャラとなったのです。
パンダおばさんから手裏剣をもらいたい人は多いですが、「帯屋町商店街」「日曜市」「よさこい祭り」などに出現することが多いものの、神出鬼没なため、会うには運も欠かせません。
ちなみに、父親と祖母は既に他界しており、パンダおばさん高知市内で一人暮らししています。
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