激レアさん!服部玲央 最終学歴幼稚園卒でヤンキーから敏腕社長に
2018年9月10日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、小学校に6日しか通わなかったにもかかわらず、敏腕社長になった服部玲央(ハットリレオ)さんです。
「義務教育なのに小中学校に行っていないの?」「幼稚園卒でどうやって社長になったの?」と疑問に思いますよね。
しかし、世の中には、やむを得ない理由で学校へ行けない人がいますし、学歴がなくても立派な社長として成功している人も多くいるのです。
その代表例として、父親が米相場に手を出して大失敗し、すべてを失ったことで小学校に3年半しか通っていないパナソニックの創業者である松下幸之助さんが挙げられます。
そして、服部玲央さんも、同じく低学歴でありながら社長として成功しました。
服部玲央ってどんな人?
服部玲央さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 服部玲央(はっとりれお)
【年齢】 1978年5月2日
【出身地】 兵庫県
【職業】 社長
服部玲央さんは、アメリカ育ちで、日常会話も英語でしたが、7歳の時に父親の仕事の都合で、日本に帰国することになりました。
当然、義務教育なので、小学校に入学しなければなりません。
しかし、英語で育ったので日本語が理解できず、また、環境の違いにも馴染めず、小学校に6日通っただけで不登校になってしまったのです。
しかも悪いことに、服部玲央さんが住む地域は、ヤンキー密集地帯でした。
小学校に行かずにフラフラと出歩いていた服部玲央さんは、ヤンキー達に可愛がられ、同級生が九九を習っている時に、ヤンキー達からコーラで髪を染める方法を習う生活を送ります。
こうして、幼くしてヤンキーとなり、義務教育を受けなかったため、自分の名前をひらがなでしか書けず、常識もない状態となりました。
そして、扱いに困った母親により、10歳から全寮制の施設に入れられてしまうことになりますが、そこで、カリスマヤンキーの片桐さんと出会い、「学校なんか行かなくてもいいから、仕事はしっかりして、ちゃんとした人間になれ」とアドバイスされ、運命が変わります。
15歳で施設を出て帰郷すると、社長になるという目標を持ち、「スーパー」を「超強い」と理解して、バイト募集をしていないスーパーマーケットに乗り込んで、強引に2時間の労働を約束しました。
ところが勝手に働き続け、結局、10時間働きます。
この頑張りが認められ、スーパーの食品部門に採用されると、8時から17時までは勉強のために無給で働き、17時から22時まではタイムカードを押して働くことを、休みなしで週7で続けたのです。
元ヤンの上司・工藤さんの指導の下、ポップ作りで漢字を覚え、在庫管理で電卓を使った計算を学び、ホッチキスやシャープペン・ボールペンなどの文明の利器を初めて使い、水が冷えると氷になるということを知りました。
このように、スーパーでの仕事を通じて学力的・常識的に成長した服部玲央さんは、会社にもその頑張りを認められ、入社から4年経った19歳の時に、「社員にならないか?」と誘われましたが、社長になる夢があったので、即断ります。
そんなある日、「スーパーに熱心に働く青年がいる」との噂が広まり、その噂を聞きつけた40代の女性が、服部玲央さんに、「うちのコンビニで働きませんか?」と、ヘッドハンティングしました。
より多くの商品を取り扱うコンビニの方が社長に近づくと判断して、19歳で『ファミリーマート戸塚鳥が丘店』に転職すると、20歳でコンビニ店長となり、23歳でコンビニオーナーになります。
さらに成長し、現在は、ファミリーマートのフランチャイズを10店舗経営する『株式会社LEOX』の社長になり、最終学歴幼稚園卒でも社長になる夢を見事に叶えました。
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