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激レアさん！鈴木裕之の嫁はコートジボワールの元アイドル歌手

2018年08月6日moguraテレビ番組激レアさんを連れてきた。

2018年8月6日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、国際結婚した鈴木裕之（スズキヒロユキ）さんです。

日本人が様々な国に行ったり、逆に外国人が日本に来たりと、日本も国際化が進み、珍しいとは言え、国際結婚するカップルも増えてきました。

鈴木裕之さんもその内の一人で、ニャマ・カンテさんと国際結婚したのですが、他のカップルと違うのは、結婚相手がコートジボワールの超国民的アイドル歌手だったことです。

鈴木裕之さんの素顔や、二人の馴れ初めに迫ります。

鈴木裕之ってどんな人?

鈴木裕之さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 鈴木裕之（すずきひろゆき）
【生年月日】 1965年
【出身地】 山梨県
【最終学歴】 慶應大学法学部政治学科卒業、慶應義塾大学大学院社会学研究科修了
【職業】 国士舘大学教授、文化人類学者

鈴木裕之さんは、1965年に山梨県で生まれ、小中高とロックを聴いていました。

慶応義塾大学への進学に伴い上京すると、ロックバンドサークルに入部し、そこでロックのルーツが黒人音楽にあることを知り、ブラックミュージックも聴くようになります。

しかし、政治学科の勉強は肌に合わず、バイトしてお金を貯めては、1、2ヶ月のインド旅行を繰り返したのです。

その結果、A型肝炎に罹ってしまい、ドクターストップにより、インドへ行けなくなりました。

仕方なく、医師から許可が出た先進国へ行くことを決め、パリに行くと、知り合いになった日本人フォトジャーナリストを通じて、アフリカのミュージシャンと親しくなり、ザイール旅行を勧められます。

元々、ブラックミュージックを聴いていたこともあり、ザイールに行きたくなった鈴木裕之さんですが、学生の身分であり、そんなお金はありません。

そこで、タダでアフリカに行く方法を教授に相談したところ、「文化人類学者になるとタダでアフリカに行ける」とアドバイスされ、慶應義塾大学大学院社会学研究科に進学し、文化人類学を学びました。

初めてのアフリカは、念願のザイールで、2ヶ月間に渡る『リンガラ音楽の研究』でしたが、残念ながら、この時は自費となってしまいます。

ただ、この後、コートジボワールに行く人が見つからないということで声が掛かり、タダで行けることになりました。

この時、鈴木裕之さんは、コートジボワールに全く興味はありませんでしたが、この選択が、その後の人生を大きく左右することになります。

4年間に渡り、コートジボワールのアビジャンでストリートボーイの研究をしましたが、1989年秋に、調査のために訪れたお祭りで、地元のカリスマダンサーだったニャマ・カンテさんに一目惚れしたのです。

それから、鈴木裕之さんはライブに通って、ニャマ・カンテさんの写真を撮り続け、ニャマ・カンテさんもそんな鈴木裕之さんに惹かれていき、交際に発展します。

その後、ニャマ・カンテさんは、コートジボワールの超国民的アイドル歌手になりましたが、7年間も極秘で交際し続けました。

そして、鈴木裕之さんは、国士舘大学教養部の専任講師として就職が決まります。

こうして、鈴木裕之さんの結婚の意志が固まり、1996年の夏休みを利用してコートジボワールにいるニャマ・カンテさんの一族に結婚の許可をもらいに行くと、友人のトラオレさんに、「コートジボワールの結婚は、家族同士の話し合いで成立するので、鈴木の家族を急遽作らなければならない」とアドバイスされ、偽スズキ一族を作りました。

さらに、親族から「スズキ、おまえはイスラム教徒だったよな」と質問されることに。

イスラム教の男性は、イスラム教・キリスト教・ユダヤ教の女性としか結婚できず、イスラム教の女性は、イスラム教の男性としか結婚できません。

鈴木裕之さんは、浄土真宗でしたが、「8月中に結婚式を挙げて帰国しなければ、9月からの授業に間に合わない」と思い、また、改宗の意志もあったので、自然と「もちろん」と回答していました。

この返事と、約50万円の結納金で結婚を認められ、8日間に及ぶコートジボワールの伝統的な結婚式を経て結婚し、現在は、娘のサラさんと共に、日本で暮らしています。