矢部太郎 漫画を描いたきっかけは?手塚治虫文化賞 短編賞を受賞
お笑い芸人のカラテカ・矢部太郎さんをテレビで観る機会は多くはありませんが、小柄でガリガリな体型が印象的で、多くの人に知られる存在です。
芸歴も長く、知名度の高さから判断して、成功している芸能人の一人と言って過言ではないでしょう。
そんな矢部太郎さんですが、デビュー作となる漫画『大家さんと僕』が評価され、『手塚治虫文化賞 短編賞』をお笑い芸人で初受賞するという快挙を果たしました。
今後、更なる活躍も期待されます。
漫画家としての才能を開花させた矢部太郎さんの漫画と素顔に迫ります。
矢部太郎ってどんな人?
矢部太郎さんのプロフィールは、次のとおりです。
【芸名】 矢部太郎(やべたろう)
【生年月日】 1977年6月30日
【出身地】 東京都東村山市
【血液型】 AB型
【身長】 158cm
【体重】 39kg
【趣味】 読書、音楽鑑賞、ファミコン
【特技】 絵画、空手
【高校】 東京都立保谷高等学校卒業
【最終学歴】 東京学芸大学教育学部国際教育学部欧米研究専攻除籍
【事務所】 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
矢部太郎さんは、日本テレビ系列の『進ぬ!電波少年』で、その国の言葉を覚えて外国人を笑わせる企画に挑戦し、僅か11ヶ月の短期間に、スワヒリ語、モンゴル語、韓国語、コイサンマン語でコミュニケーションが取れるレベルに達したことで、全国的に知られる存在になりました。
その後も、クイズ番組で優勝したり、2007年3月には気象予報士の資格を取得しており、その優秀さから東大出身と間違われることもあります。
ただ、緊張すると股間を触る癖があり、生放送の生活情報番組のお天気コーナー担当に抜擢された際は、主婦から苦情が殺到しました。
もう一度チャンスをもらい、フリップと指し棒で両手を塞いだにもかかわらず、再び差し棒で同じことを繰り返したので、クビになっています。
そして、漫画の世界で才能が開花したのです。
高校時代の同級生である入江慎也さんと『カラテカ』というコンビを組んでいますが、お互いがピンで活躍しており、コンビで活動しているところをテレビで観る機会はほとんどありません。
ちなみに、矢部太郎さんは、2016年6月15日放送のテレビ東京系列『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』で、直近3ヶ月の月収を「65万円、47万円、45万円」と公表しています。
一方、相方の入江慎也さんは、テレビの他にイベントや営業もあり、月収160万円以上稼いでいるそうです。
矢部太郎デビュー漫画『大家さんと僕』の誕生秘話
矢部太郎さんは、そのキャラクターから、バラエティー番組でドッキリにかけられたリ、いじられることが多いです。
そのため、自宅のマンションで、ポケバイが走り回ったり、霊媒師が部屋中にお札を貼ったりと、滅茶苦茶な企画が繰り返されました。
当然、大家さんは怒り、更新しないことを告げられます。
そして、新宿区の外れにある二世帯住宅に引っ越し、そこで運命的な出会いをしたのです。
その二世帯住宅には、大家さんである矢部太郎さんよりも小柄なおばあさんが1階に住んでおり、矢部さんはその2階を借りたのですが、距離を置こうとする矢部さんに対し、大家さんは、帰宅時に電話で「お帰りなさい」と挨拶したり、雨が降った時に洗濯物を取り込んで畳んでおいてくれたりと、いろいろ気にかけてくれました。
最初は戸惑っていた矢部太郎さんですが、次第に大家さんに心を開き、今では一緒に食事に行ったり、旅行に行ったりする仲です。
このような珍しい生活を続けていた矢部太郎さんですが、ある日、大家さんとホテルでお茶をしていた際、以前一緒に仕事をしたことがある漫画原作者の倉科遼さんに出会い、大家さんを矢部太郎さんの祖母と勘違いした倉科遼さんに二人の関係を話すと、漫画を描くことを勧められます。
この倉科遼さんの勧めにより、『大家さんと僕』を描き、2018年4月に、『第22回手塚治虫文化賞 短編賞』を受賞しました。
優しい画風と、祖母と孫のような矢部太郎さんと大家さんの関係も良いですね。
矢部太郎さんの父親は、やべみつのりさんと言い、絵本作家なので、矢部太郎さんもその才能を受け継いだのでしょう。
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