鮫島純子 ありがとう精神で長生き!祖父・渋沢栄一の教えと一冊の本
鮫島純子さんが、2018年4月20日放送のTBS系列『爆報!THE フライデー』に出演しました。
上品なおばあちゃんという見た目通り、鮫島純子さんは、日本史や歴史の教科書にも登場する渋沢栄一さんの孫なのです。
2018年11月28日放送のフジテレビ系列『アウトデラックス』にも出演したことがあり、高齢でもしっかりしていることや、なにがあっても「ありがとう」と発することが注目され、それ以降、講演会や書籍の出版で活躍しています。
講演を聴いた方や本を読んだ方からは、絶賛の声が止みません。
偉人の祖父を持ち、90歳を超えてなお活躍し続ける鮫島純子さんの素顔に迫ります。
鮫島純子ってどんな人?
鮫島純子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 鮫島純子(さめじますみこ)
【生年月日】 1922年
【出身地】 東京都
【高校】 女子学習院高等科卒業
【職業】 エッセイスト
鮫島純子さんは、渋沢栄一さんの四男で実業家の渋沢正雄さんの娘として誕生しました。
軍服姿のお見合い写真を見て一目惚れし、女子学習院高等科を卒業した翌月、20歳で結婚しましたが、結婚相手は、岩倉具視さんの曽孫・鮫島員重さんです。
つまり、偉人の子孫同士で結婚したことになります。
旦那さんは、介護の末、1999年に自宅で亡くなりましたが、鮫島純子さんは90歳を過ぎても元気でポジティブです。
ちなみに、純子という名前は、祖父・渋沢栄一さんが名付けました。
鮫島純子の元気に生きる秘訣
鮫島純子さんの祖父・渋沢栄一さんは、「日本の資本主義の父」と呼ばれる歴史上の人物です。
江戸時代末期から大正時代初期にかけて幕臣であった渋沢栄一さんは、その後、官僚や実業家として活躍し、第一国立銀行や東京証券取引所など約500の企業の設立・経営に携わりました。
人を招くために自宅は立派であるものの、生活は質素で、とても優しい人柄だったそうです。
渋沢栄一さんは91歳で亡くなりましたが、亡くなる直前も、貧困で苦しむ人々のために、医師の反対を押し切って行動したというから驚きます。
祖父が亡くなった時、当時9歳だった鮫島純子さんは、その偉大さを実感すると共に、祖父と同じく「世界が平和でなければみんなの幸せはなく、みんなが幸せにならなければ自分も幸せにはなれない」と考えるようになりました。
その後、鮫島純子さんは成長し、結婚、出産しましたが、40歳を前に、母親として至らない部分が多い自分に悩みます。
そんな時、旦那のいとこから1冊の本をもらい、その本に書かれてあった「人間の肉体は期間限定で神様からお借りしているもの。本当の自分の霊魂は何度も違う環境に生まれ変わり、学びながら磨かれるべきもの」という言葉に納得しました。
それから、何があっても「ありがとう」と声を発し、感謝するようになったのです。
「排泄できることにありがとうございます」「骨折したことにありがとうございます」「詐欺にあったことにありがとうございます」と、良いことだけではなく、悪いことに対しても「ありがとう」と感謝し、ポジティブな生活をしています。
祖父から教わった人を労わる優しさと、本によりたどり着いた「ありがとう精神」のためか、鮫島純子さんはストレスが溜まっておらず、90歳を超えても元気です。
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