激レアさん!小野洋文 バムン王国テレビのエースディレクター
2018年4月2日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、バムン王国テレビの元エースディレクターである小野洋文さんです。
最近の日本のテレビ制作現場では、その過酷な労働環境と薄給により、ADの成り手が少なくなったため、外国人ADが活躍していることも珍しくありません。
そんな中、小野洋文さんは日本を飛び出し、外国でディレクターとして活躍していました。
他の人が経験していない珍しい人生を歩んでいる小野洋文さんの素顔に迫ります。
小野洋文ってどんな人?
小野洋文さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 小野洋文(おのひろふみ)
【生年月日】 1974年 or 1975年
【出身地】 山梨県
【身長】 170cm
【趣味】 登山、四国お遍路、アニメ、少女マンガ
【高校】 駿台甲府高等学校卒業
【最終学歴】 慶應義塾大学卒業
【前職】 バムン王国テレビのディレクター
小野洋文さんは、駿台甲府高校から慶應義塾大学に進学した高学歴です。
大学卒業後の2000年から2012年までの12年間は、NHK教育番組を制作している『NHKエデュケーショナル』で、『おかあさんといっしょ』などのテレビ番組のディレクターとして活躍しました。
そして、『NHKエデュケーショナル』を退職すると、2013年7月から海外ボランティア活動を行う『青年海外協力隊』で活動を始め、その一環として、バムン王国テレビのエースディレクターをしていたのです。
小野洋文さんの母親によると、「息子は言い出したら聞かない子で、仕事を辞め、嫁も取らず、飛び出して行った」とのこと。
しかし、『計画性のない局長』『クロマキーなのに、何度言っても緑色の服を着てくる』『しょっちゅう、停電で編集・放送ができなくなる』『編集マンのンジが、ちょいちょいテレビ局の物を持って帰る』という問題により、小野洋文さんはやる気をなくし、2週間の引きこもりになります。
それでも諦めずに続けた結果、カメルーンスタッフが真面目に働くようになると共に、犯罪被害女性の社会復帰に焦点を当てたドキュメンタリーが、カメルーンの国営放送でも報道されました。
小野洋文さんが、バムン王国テレビとカメルーンスタッフを変えたのです。
その後、2年の任期を終え、小野洋文さんは帰国しています。
バムン王国ってどこ?
「バムン王国」と聞いて、「どこ?」「知らない」「初めて聞いた」という方がほとんどでしょう。
小野洋文さんが、『青年海外協力隊』で派遣されたのは、カメルーン共和国です。
カメルーンと言えば、2002年の日韓ワールドカップの際に、カメルーン代表のキャンプ地に選ばれた中津江村を思い出すのではないでしょうか?
カメルーンは、1つの国ですが、それとは別に王族が存在しており、その地域で権力や影響力を持っています。
バムン王国は、カメルーン中部のフンバン市がある場所で昔に栄えた王国であり、現在は、約12万人の人々が暮らしている都市です。
ちなみに、小野洋文さんが働いている『バムン王国テレビ』は、現在の王の妹であるプリンセスが設立したテレビ局であり、バムンの歴史や伝統を中心に、他のニュースなども報道しています。
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