カイジ TBS年末バラエティ番組の出演者紹介！藤田雄亮・借金8億円
2017年12月28日放送で、放送前から話題になったのが、人気漫画『カイジ』シリーズの初バラエティ番組であるTBS『人生逆転バトル カイジ』です。
『カイジ』は、福本伸行さん原作による漫画であり、1996年から週刊ヤングマガジンで『賭博黙示録カイジ』の連載が始まると、お金を前にした人間の心理を上手く表現して大人気となり、続編は2017年も続いています。
「ざわざわ」の擬音で心理描写したオリジナル性も秀逸です。
そして、アニメ化された後、藤原竜也さん主演で2回映画化され、漫画原作の映画としては珍しい大ヒットとなりました。
その漫画の初バラエティということで、注目度が高いのは当たり前ですが、出場者が原作の主人公・伊藤開司に勝るとも劣らぬ借金を抱えていることでも注目です。
一体、賞金200万円を獲得して人生を逆転するのは誰か?
乞うご期待！！
『人生逆転バトル カイジ 2017』の出場者紹介
年末のTBSバラエティ『人生逆転バトル カイジ 2017』には、次の12人が出演しました。
番組では、出場者の人生を振り返るドラマが放送され、ドキュメンタリー要素も取り入れられていますが、ここで簡単に、それぞれのプロフィールを紹介します。
年齢 / 居住地 / 借金の額 / 職業の順です。
40歳 / 東京都 / 550～600万円 / 日雇いアルバイト、地下アイドル
大浦忠明さんは、戸籍上は男性で、今は女性として生きています。借金を作った理由は、借用書なしに知人に貸して、返してもらえなかったからです。また、最近では給料未払いにも遭っています。人間不信になり、過量服薬をしたこともありました。賞金の使い道は、国民健康保険料の支払いや複雑骨折した手・虫歯の治療を考えています。
20歳 / 大阪府 / 40万円 / コンビニアルバイト
澤田開士さんは、名前の読みが原作主人公・伊藤開司と同じ「カイジ」で、職業も同じコンビニアルバイトです。週6日間、コンビニでアルバイトしていますが、ゲーム課金で40万円の借金を作ってしまいました。
24歳 / 住所不定 / 50万円 / 日雇いアルバイト
瀬川明さんは、新宿中心の公園や漫画喫茶を根城としているホームレスです。しかし、2回も財布を盗まれ、このままでは寒い冬を越せません。ホームレス生活を脱出するために、賞金200万円が必要です。
24歳 / 岡山県 / 235万円 / 無職
福田剛佳さんは、ニートで無収入の生活を3年間続けていますが、ギャンブルや生活費で235万円の借金を作ってしまいました。裁判になっていますが、お金がなくて行っていません。父親の収入16万円で生活しており、食事は、米と卵で1年365日、チャーハンを食べています。
23歳 / 東京都 / 1000万円 / アルバイト
佐佐木智子さんは、3年前に父親が亡くなり、遺品整理している時に、1000万円の借金があることを知りました。そして、ウエディングプランナーを目指して大学に通っていましたが、大学も辞めることになったのです。今でも月に8～10万円を返済しています。さらに、父親が亡くなった後、両親が本当の父母ではないことを知り、賞金200万円で興信所に実の父母のことを調べてもらうつもりです。
37歳 / 福井県 / 8億円 / 個人事業主
藤田雄亮さんは、コンピューター総合学園HAL大阪を卒業し、テレビ業界で働いた後、独立してフリーランスとして『クリエイトオフィス ユークレイル [U-QREIL]』を立ち上げました。藤田雄亮さん自身は、借金とは無縁の人生だったのです。しかし、実家が土建業をしており、父親が他界後は母親が継いでいましたが、その母親が亡くなった時に、8億円の借金があることが発覚したのです。仕方なく、破産の手続きをしています。
43歳 / 徳島県 / 100万円 / 清掃業
戸根川公代さんは、3児の母親であり、派遣の清掃業をしています。その一方で、ギャンブル依存症になっており、母や祖母からお金を借りては、競輪やパチンコに費やし、今では借金100万円に達しました。旦那さんがギャンブル嫌いということで、離婚されないうちに返済したいと考えています。
36歳 / 東京都 / 750万円 / 芸人
岡野陽一さんは、『キングオブコント』で決勝進出するなど、実績のある『巨匠』というお笑いコンビで活動していましたが、相方が一般人になり解散しました。その後は、ピン芸人として活動していますが、酒とギャンブルにより、750万円の借金を抱えています。
23歳 / 兵庫県 / 15万円 / 無職
山根隆洋さんは、妹と共に児童養護施設で育ったという苦労人で、現在も両親とは付き合いがありません。高校卒業と同時に施設を出て、生活費と妹の学費を稼ぐために働き詰めです。賞金200万円も、自分と妹の将来のために使います。
30歳 / 東京都 / 600万円 / 芸人、アルバイト
鈴木もぐらさんは、ギャンブル等により600万円の借金を作った芸人です。月6万円の収入で、家賃5万6千円のマンションに暮らしており、足りない分を借りています。30歳になって、初めて彼女ができ、結婚をするために借金返済が欠かせません。しかし、賞金200万円でラスベガスに行き、ギャンブルで稼ごうとしています。
22歳 / 東京都 / 250万円 / ホスト
竹内佑恭さんは、250万円の借金があるホストです。趣味のカードゲームでアジアチャンピオンになったこともある逸材であり、頭脳派ということでキャスティングされました。
36歳 / 東京都 / 200万円 / 芸人、アルバイト
伊藤こう大さんは、原作者である福本伸行さん公認のカイジモノマネ芸人です。携帯と水道が止められ、アパートも家賃滞納で強制退去目前。カイジモノマネで得たチャンスを逃すわけにはいきません。
このように、凄いエピソードを持つ出場者が多いため、「地上波で放送していいのか?」と話題になりました。
『人生逆転バトル カイジ 2017』の結果
年末のTBSバラエティ『人生逆転バトル カイジ 2017』は、原作でお馴染みのゲームはもちろん、原作の世界観を再現したオリジナルゲームも登場し、出場者12人が賞金200万円とペリカ獲得を目指して、真剣勝負を繰り広げました。
『鉄骨渡り』『多数決カード』『ペリカ双六』の3つのゲームと地下労働が行われ、欲や運、心理戦などがあって楽しめました。
特に、『鉄骨渡り』は、命綱なし、ネットも確認できないようにしてあり、再現性が高かったと思います。
おそらく、黒色のネットを張り、下を暗くして見えなくしていたのでしょう。
ただ、最初のゲームから人数を絞り過ぎですね。
そして、結果ですが、ニートチャーハン福田剛佳さんが勝利し、200万円とペリカ分のゴールドを手に入れました。
福田剛佳さんは、この番組で他の人と話すことにより働くことの大切さを実感し、借金を返済した後、ハローワークに通って就職活動しています。
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