しくじり先生！水道橋博士、運転免許証不正取得で書類送検を語る
文藝春秋の一室で缶詰になりながら『藝人春秋２』上下巻の著者としての作業を終える。後は、江口寿史さんの画を待ちながら……。 pic.twitter.com/XQUAXUwHB7
— 水道橋博士（小野正芳） (@s_hakase) 2017年10月12日
2016年9月26日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな！！ 3時間スペシャル」の先生は、水道橋博士さん、徳光正行さん、南原竜樹さんの3人です。
その内、浅草キッドのメンバーである水道橋博士さんの授業は、「芸人とは無茶をする存在であるべき！」という固定観念により、今まで数々の問題を起こしてきたことを反省するものでした。
その問題の中でも特に大きな事件となったのが、運転免許証の不正取得です。
水道橋博士、道路交通法違反で書類送検
水道橋博士さんは、運転免許証を不正取得したとして、1996年10月に書類送検されました。
かなり昔のことで知らない方もいると思いますので、その詳細について説明します。
その当時、水道橋博士さんは運転免許証を紛失したとして3回再交付を受けたのですが、それは嘘であり、しかも笑いのために変装した姿の写真を免許証に使いました。
その写真の姿は、次のとおりです。
- 頭に包帯をグルグルに巻いて、首にはギプスを付け、まるで交通事故に遭ったような姿
- アフロヘア、口ひげの姿
- 眉毛と頭頂部辺りまでの髪の毛を剃り、その途中の髪の毛で眉毛を作って、丸ぶちメガネをかけた姿
本人はまったく悪気がなかったのでしょう。
「笑っていいとも」などの番組でその免許証を披露しました。
実際、私もその当時にテレビで包帯姿の写真を見て、「これいいの?」と思ったことを今でも覚えていますし、スタジオにいた共演者や観覧のお客さん達も最初は笑っていましたが、戸惑うような態度に変わっていったと記憶しています。
そして、警察が動くのです。
ある日、突然、警察が自宅にガサ入れし、そのまま警察署に連行されて、免許証を没収。1週間に渡り朝から晩まで取り調べを受けることになります。
「この事件で、そこまで聞くことある?」と疑問を持ちますが、精神的にはかなり辛いでしょう。
結局、道路交通法違反で書類送検されました。
しかも、それだけでは終わらず、全レギュラー番組降板、無期限の芸能活動休止になり、相方と相方の妻に迷惑をかけることになりました。
これが、水道橋博士さんの運転免許証の不正取得事件の真相です。
運転免許証の再交付
運転免許証はなくさないようにしっかり管理すべきですが、場合によっては紛失したり、破損したり、汚損したりすることもあるでしょう。
その場合は、運転免許試験場、運転免許センター、警察・派出所で再発行を受けることができます。
警察署・派出所の場合は後日の交付となりますので、すぐに欲しい方はいつも講習を受けているセンターを利用してください。
手続きには、次のものが必要です。
- 運転免許証（破損・汚損の場合）
- 写真1枚（縦3㎝×横2.4㎝。無帽、正面、上三分身、無背景。裏面に撮影日と氏名を記載）
- 身分を証明するもの（保険証、パスポート、マイナンバーカード・個人番号カードなど）
- 手数料 3,500円
- ボールペン（たいてい備え付けてあります）
- 認印
運転免許証の再発行を告げると、「運転免許証再交付証明書」と「運転免許証等亡失等事実てん末書」を渡されるので、記入して提出してください。
なお、紛失した後に見つかった場合は、返納義務がありますので、速やかにお近くの警察署や交番に届けましょう。
そのまま持っており、不正取得したと認められると、道路交通法違反で大変なことになります。
【同日放送】 徳光正行さんのしくじり授業
【同日放送】 南原竜樹さんのしくじり授業
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