串岡慶子・箸置きコレクターの管理栄養士!マツコの知らない世界
2017年2月7日放送のTBS「マツコの知らない世界」のテーマは、「箸置きの世界」です。
箸置きは、割り箸でない飲食店であれば使用されていますが、自宅で箸置きを使っている人はほとんどいないのではないでしょうか?
テーブルに直接箸を置いたり、箸を収納している場所から直接取ったりというのが一般的だと思います。
しかし、箸置きは日本独自の文化であり、途絶えさせてはいけません。
ゲストの串岡慶子さんは、約2000個の箸置きを集めた女性であり、そんな箸置きコレクターが、自身の箸置きライフや歴史、文化、厳選した箸置きを紹介します。
串岡慶子さんの「箸置きは日本の誇りである」という言葉に、マツコ・デラックスさんも納得です。
串岡慶子ってどんな人?
串岡慶子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 串岡慶子(くしおかけいこ)
【居住地】 滋賀県
【職業】 管理栄養士、非常勤講師
串岡慶子さんの職業は、管理栄養士です。
管理栄養士は国家資格であり、食事や栄養のアドバイスをすることにより、健康に生活できるようにすることを目指します。
高齢化に伴う病気や生活習慣病(糖尿病・高血圧・心臓病・脳卒中・肥満・脂質異常症など)が問題となっており、それらの病気を予防・改善するにはそれなりの知識が必要ですが、管理栄養士に聞けば食事面でその病気の予防法・改善法を教えてもらえるのです。
管理栄養士の試験の合格率は30~50%ですが、新卒者が8割以上が合格しているのに対し、既卒者は1割未満と低いので、受験するなら管理栄養士養成課程の新卒がおすすめとなっています。
管理栄養士の串岡慶子さんは、滋賀短期大学の元教授ということで、管理栄養士の中でも博士となるくらい凄い方です。
そして、「懐石料理の知恵(ちくま新書)」という書籍も出版しています。
この本は、懐石料理の文化と栄養に触れた難しい内容です。
このように、串岡慶子さんは、栄養学だけではなく、食についての歴史や文化などにも目を向けたため、約2000個の箸置きを集めるコレクターとなりました。
串岡慶子さんは、さまざまな箸置きを使うことで、食事環境にアクセントをつけて楽しんでいるのです。
箸置きは日本独自の文化
日本では、弥生時代末期に、ピンセット状の「折箸」が使われていたことが判明していますが、これは神器として神への捧げ物を配膳するために使われていました。
その後、聖徳太子が607年に派遣した遣隋使で、小野妹子一行が大陸から箸文化を持ち帰り、日本の一般家庭に広まったのです。
さらに、「食べる前の箸先が汚れないように」「食べた後の箸先でテーブルが汚れないように」という目的のために、日本独自の箸置きが普及しました。
箸置きは、隅々まで気を配る日本人の繊細な気持ちから生まれた食器と言えるでしょう。
マツコの知らない世界で紹介された箸置き
「箸置きの世界」で紹介された箸置きの一部は、次のとおりです。
ハシオキセット シロクマ
クタニシール 小鳥の箸置 A
白山陶器 とり型箸置5客揃
【同日放送】 加藤奈緒・マスキングテープマニア!
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