岐阜がアニメの聖地に!「君の名は。」などの舞台に採用される
漫画・アニメの舞台を実在の場所に設定することも多く、その場合、ファンの方は実際にその場所を訪れて見てみたいと思います。
有名なケースですと、スラムダンクのアニメのオープニングに登場する鎌倉高校前の踏切があり、多くの外国人が訪れることで有名です。
作者としては自分の作品に会う場所を選んだだけですが、結果、その場所のアピールにつながるとともに、多くのファンが旅行で訪れるので、億単位の経済的効果をもたらし、商売人の方や行政はうれしい限りでしょう。
アニメの舞台となった場所のことを聖地とも言いますが、今、岐阜県がアニメの聖地として台頭しつつあります。
「岐阜がアニメの聖地?」と思う方が多いかもしれませんが、近年のアニメに岐阜を舞台とした作品が多くあるので、当然の結果なのです。
岐阜県を舞台としたアニメ
次のアニメにより、岐阜がアニメの聖地になりつつあります。
岐阜県飛騨市が舞台。高校生の男女が夢の中で入れ替わり、そして、ひかれ合うという内容で、声優をしている神木隆之介さんへの評価も高い作品です。快進撃を続ける「シン・ゴジラ」を脅かす大ヒットとなっており、その注目度はジブリ映画並みと言っても過言ではありません。
岐阜県大垣市が舞台。嫌がらせを受けていた先天性の聴覚障害を持つ少女・硝子と、彼女に嫌がらせを続けていたことで周囲から除け者にされる少年・将也。2人の触れ合いを描いた作品です。俳人・松尾芭蕉が「奥の細道」を終えた場所であり、水都と呼ばれる水が清らかな場所でもあります。
岐阜県岐阜市が舞台。岐阜に住んでいた子猫のルドルフが長距離トラックの荷台に迷い込み、たどり着いた東京でボスネコのイッパイアッテナと出会う。声優は、井上真央さんや鈴木亮平さんらが担当。岐阜城や長良川も登場し、実際の観光にも最適です。
岐阜県白川郷が舞台。村落で起こる怪事件を扱ったミステリーゲームであり、後にテレビアニメ化もされています。白川郷は世界遺産でもあるので、この作品のファンなら、一度は見ておきたい場所です。
岐阜県高山市が舞台。神山高校で「古典部」に入部した男女4人が、学校で起こる数々の事件を推理していくミステリー作品です。
岐阜ってどんなとこ?
「岐阜(ギフ)」って漢字を読めても、書くことは難しいのではないでしょうか?
そんな岐阜は、日本の真ん中にあり、戦国時代は斎藤道三や織田信長が活躍し、1600年には天下分け目の戦いと言われる「関ケ原の戦い」が繰り広げられた場所です。
観光地は、岐阜城、長良川の鵜飼い、世界遺産の白川郷が代表的ですが、海がない代わりに山の自然を楽しめるのでキャンプやBBQもおすすめ。
気候は、夏は暑く冬は寒く、多治見市の気温の高さはたびたびニュース番組でも取り扱われるほどです。
都市部は近代的な様相を見せている反面、田舎は自然豊か、と両面を併せ持った県なので、お好みの観光を楽しめます。
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