週刊少年ジャンプの連載終了が続く!週刊ヤングジャンプの方が面白い?
漫画を読んでいると、ストーリーの展開から「もうすぐ終わりそうだなぁ」と、連載終了を感じ取れるときがあります。
2016年に入り、日本で一番売れている週刊誌である週刊少年ジャンプに連載されている漫画の連載終了や、それを予感できる作品が続出しており、その人気を引き継ぐような新しい漫画が登場していないので心配です。
最近だけでも、長期連載されていた「BLEACH(ブリーチ)」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が連載終了し、ストーリーから判断すると「銀魂」と「トリコ」もクライマックスを迎えていると考えられます。
もちろん、この2作が強引に連載を続ける可能性はありますが、無理に続けた漫画は何の面白みもなくなり、次第に人気がなくなるのは間違いありません。
実際、ブリーチも海外人気が高かったので連載を続けていましたが、内容も人気もとっくに尽きており、最後も中途半端に終わっています。
「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」は連載ストップと再開を繰り返しており、「BORUTO(ボルト)」は月一掲載なので、今のジャンプを支えるのは、「ONE PIECE(ワンピース)」だけですね。
掲載漫画を比べても、今は週刊ヤングジャンプの方が充実していると言えるでしょう。
「週刊少年ジャンプの衰退」と「週刊ヤングジャンプの躍進」
週刊ヤングジャンプと週刊少年ジャンプの違いは、対象としている年齢層で、ヤングジャンプが青年漫画で、少年ジャンプが少年漫画とされていますが、内容的にはそんなに大きな違いはありません。
同じ「ジャンプ」の名が付いていることからもわかるように、出版社はどちらも集英社です。
そして、発行部数は週刊少年ジャンプの方が上ですが、人気漫画の数では週刊ヤングジャンプの方が上となっています。
キングダム
紀元前の中国、春秋戦国時代。戦によって孤児となった信(しん)は大将軍を目指し、秦国の王・政(せい)は始皇帝になる道を進む。
テレビ朝日系列「アメトーク!」のテーマとしても扱われたことがあり、芸能界にもキングダムファンは多くいます。
1巻読んだら止まらない面白い展開が魅力です。
テラフォーマーズ
人類の火星移住を目的として放たれたゴキブリが、人型へと独自の進化をする。
そして、特殊な手術で驚異的な能力を手に入れた人間とゴキブリの戦いが繰り広げられていきます。
伊藤英明さん主演で実写映画化された人気漫画です。
ゴールデンカムイ
明治末期の北海道で、主人公の杉元佐一が、アイヌ秘蔵の金塊を探し求めるストーリーです。
莫大な金塊を手に入れるのはいったい誰になるのか?
「このマンガがすごい!2016」オトコ編で第2位、「マンガ大賞2016」で大賞を受賞している注目作品です。
東京喰種 トーキョーグール:re
人の形をし、東京の人ごみに紛れ、人を喰らう怪人「喰種(グール)」とそれらを駆逐する「CCG(クインクス)」との戦いを描いた漫画です。
続編ですが、週刊ヤングジャンプを代表する作品のひとつになっています。
他にも、嘘喰い(うそぐい)やリアルも人気です。
どう考えても、今は週刊少年ジャンプよりも週刊ヤングジャンプの方が面白い漫画が揃っていますね。
子供の頃から週刊少年ジャンプを読んでいる立場からすると寂しい状態であり、これからの巻き返しに期待したいです。
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