小室哲哉・音楽プロデュースを解説！マツコの知らない世界
2017年1月10日放送のTBS「マツコの知らない世界」のテーマは、「小室プロデュースの世界」です。
数々のヒット曲を生み出してきた音楽プロデューサーであり、ミュージシャンでもある小室哲哉さんが、ヒットの法則やプロデュースの方法を紹介し、ヒット曲の裏側を初告白します。
意外にも、マツコ・デラックスさんと小室哲哉さんは初共演とのこと。
それにもかかわらず、マツコさんは「1億7千万枚売るといくら?」と正面から収入を聞いてしまいます。
小室哲哉ってどんな人?
小室哲哉さんのプロフィールは、次のとおりです。
【芸名】 小室哲哉（こむろてつや）
【生年月日】 1958年11月27日
【出身地】 東京都府中市
【血液型】 O型
【身長】 167cm
【中学・高校】 早稲田実業学校高等部商業科卒業
【最終学歴】 早稲田大学教育学部社会科学専修除籍
【事務所】 エイベックス
小室哲哉さんは、幼い頃からヴァイオリンやエレクトーン、ギターを習い、音楽の才能に満ち溢れていました。
そして、日本万国博覧会でシンセサイザーを演奏する冨田勲さんを観て影響を受け、持っている楽器を勝手に売り、それで得たお金でシンセサイザー「ローランドSH1000」を手に入れます。
小室哲哉さんは、そのシンセサイザーで作曲活動するようになったのです。
その後、早稲田大学に在籍しながらプロミュージシャンとなりましたが、楽器を購入して授業料を払えず、除籍となっています。
それでも、音楽活動は順調であり、1986年に渡辺美里さんに提供した「My Revolution」が第28回日本レコード大賞金賞したことで、小室哲哉さんは作曲家として認められるようになり、翌年の1987年には、自身の所属するバンド「TM NETWORK」の「Get Wild」がアニメ「シティーハンター」のエンディング曲に採用されたことで大ヒットしました。
このように、大成功を納めていた小室哲哉さんですが、1994年に篠原涼子 with t.komuroで発売した「恋しさと せつなさと 心強さと」がダブルミリオンを達成したことにより、天才音楽プロデューサーと認められ、小室時代が始まります。
このほかにも、安室奈美恵さん、華原朋美さん、H Jungle With t、globeなどミリオンヒットを連発して、これらの歌手は「小室ファミリー」と呼ばれ、小室哲哉さんは日本の音楽界に欠かせない存在となりました。
「小室プロデュースの世界」の放送内容
1996年4月15日付 オリコン週間シングルランキングTOP5（週間売上枚数）
- 「Don’t wanna cry」安室奈美恵 14.7万枚
- 「I’m proud」華原朋美 12万枚
- 「FREEDOM」globe 9.6万枚
- 「BAby baby baby」dos 9.1万枚
- 「Love&Peace Forever」trf 7.3万枚
そして、ヒットの理由紹介。
セレブ感。そのために、PRADAやGUCCIなどのハイブランドの洋服を着ていた。
ターゲットをホロ酔いの大人にした。5人組にしたのは、音楽番組のカメラ割りの定番を崩すため。
歌詞がドラマ仕立て。小室さんは、篠原涼子さんが女優になると思っていた。
KEIKOさんの声質。数十人規模のオーディションにたまたまKEIKOさんが来て、小室さんは、ビジュアルを見ずに聞いた声に魅了されました。
「ヒットの方程式が見つからない」という結論に至りました。
小室哲哉さんのライバルは、次のとおりです。
- つんく（90年代のライバル）
- 宇多田ヒカル（引退を考えさせたアーティスト）
小室哲哉、過去の出来事
小室哲哉さんには、過去に次の出来事がありました。
小室哲哉さんは、結婚と離婚を繰り返しており、今はバツ2です。1人目は、1988年に結婚、1992年に離婚した、当時歌手で現在実業家の大谷香奈子さんであり、二人の間に女の子が生まれています。その後、歌手の華原朋美さんと交際していましたが、結婚に至らず破局。2人目は、2001年に結婚、2002年に離婚した、元dosメンバーの吉田麻美（asami）さんです。そして、2002年に3人目となるglobeのKEIKOさんと再婚しています。そのKEIKOさんは、2011年10月24日夕方にくも膜下出血で倒れ、現在も闘病中です。
マイケルジャクソンから小室哲哉さんに作曲依頼があったことは有名です。ネバーランドにも招待されたことを告白していますが、結局、採用されませんでした。
長者番付が発表されていた頃には、上位（最高全国4位）にランクインしていた小室哲哉さん。当時の年収は20億円とも言われています。「通帳が10桁までしかないから、いくらあるか分からない」と語っていたことから、100億円以上の預貯金があったことは間違いありません。今はヒット曲がない状態が続いていますが、それでもそれなりの収入はあるでしょう。
小室哲哉さんは、その莫大な財産を使って東アジア市場に進出し、香港に総合音楽プロダクション会社「ROJAM」を設立しました。しかし、株式公開から2週間で半値まで下落し、12億円の損失。その後も事業の立て直しをしたところ、結局、70億円の損失を被っています。これが、小室哲哉さんの転落につながりました。
吉田麻美さんへの慰謝料を払えず著作権を差し押さえられたり、「ROJAM」の株価を下支えするために残りの著作権を担保に銀行から10億円借りたので、小室哲哉さんは著作権を失っていました。それにもかかわらず、兵庫県芦屋市の投資家男性に10億円で売り、5億円を受け取ったのです。逮捕され、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受けています。結局、avex松浦社長から借りて返済しました。
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